泰明庵のせりカレー蕎麦のち、ローズベーカリー

銀座でお昼。日向にでるとあたたかく、けれど日陰に入るとひんやり冬の空気にブルッとする。
蕎麦だなぁ…、温かいそばと泰明小学校の近所の路地の泰明庵。
狭い小路が多い銀座の中にあって、ひときわ狭くて建物同士が片寄せ合うような風情が独特。
屋号の横に「そば軽食」とその屋号より大きく書かれた看板を目指して歩く。
かつ丼がおいしい店です。天麩羅も酒のあても豊富に揃う。
典型的な街場の蕎麦屋って気取らぬ感じが好きな店。
開店時間をちょっと過ぎた頃合いに店に入ると、すでにおじさんたちが食事の最中。玉子とじそばで汗をかいてるおじさんと相席となる。厨房と客席ホールを仕切る壁には商品名と値段がかかれた紙が並んで食欲さそう。その数、ざっと100枚ほどもありますか…、サービス精神旺盛を感じてニッコリ。

その紙の群れからちょっと離れたところに目当てを見つける。
せりカレーそばを選んでたのむ。
この時期、ココで一番に人気の商品で次々注文がはいってく。
注文すると「根入りにします?」と聞かれてすかさず根入りと応える。
せりの根っこも入れるのか、葉っぱだけにするのかを選べるのだけどほとんどの人が根入りでたのむ。
せりは根っこの香りがおいしい。だから根入りで。
分厚い陶器の器にたっぷり。器自体も重たいけれど、蕎麦も汁も具材もたっぷり、だからずっしり重たくてしかも熱々。カレーの汁がぽったりしていて麺も中でからみあっているから本当はかき混ぜ食べたい。けれどここのはかけ出汁の上にカレーをのっけて仕上げているから混ぜるとカレーのぽってり感を味わえぬ。だからゆっくり。そばを持ち上げハフっと食べる。

出汁の旨味がドッシリとした濃厚カレー。ビリビリ辛いというわけじゃなく、食べてるうちにどんどん体があったかくなる。気づけば汗だくというしみじみ辛いおいしいカレー。せり独特の緑の香りがカレーの香りとまじりあい、体に効きそうな風味ができる。シャキシャキとした食感も力強くて熱々の汁の中でゆっくりやわらかになっていく蕎麦とからんでおいしいったらありゃしない。
カレーの中には豚肉たっぷり。そばの風味や味わいには押し付けがましい牛肉の脂じゃなくて繊細な豚肉のほうがやっぱり合うね…、って思ってパクリ。カレーがかけ出汁と徐々に混じって器の中にはサラサラスープ。ゴクゴク飲んで腹いっぱい!

 

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ひさしぶりにローズベーカリー。
数ヶ月前に羽田のお店に裏切られ今日は銀座のドーバーストリートマーケットにあるフラッグシップで仇をとろうとやってきてみる。

気持ちのよい空間です。
明るい。
肩の力が抜けてるようでいてほどよい緊張感もある。
リラックスしすぎないリラックス感とでもいえばいいのかなぁ…、ちょうどここの下のフロアで売られてるコムデギャルソンの服のよう。
ショーケースの中にデリ惣菜やお菓子がキレイに並べられてる。清潔感とおいしさってなかなか両立しないんだけどここは程よい。それに何より働いている人の笑顔がステキ。ほれぼれします。

お茶とお菓子のセットをたのむ。大きなグラスにたっぷりの水。ナイフとフォークが紙ナプキンにつつまれ置かれ、大きなマグにカップソーサー。スプーンの上にはスポンジ菓子が一口分。
選んだお茶はアールグレイ。鉄瓶に入ってやってくるのが今のパリのお洒落っていう感じ。1分ほど待って注いでくださいネ…、って言われて待ってカップに注ぐ。ベルガモットの香りがフワッと鼻をくすぐる。お昼は遠にすぎているのに、今更ながら目覚める感じ。お菓子の盛り合わせがやってくる。

オーブンに入れてあっためたスコーン。クロテッドクリームにコケモモのプリザーブ。
ショーケースの中からひとつ、好きなケーキを選んでと言われて迷わず選んだケーキはリコッタチーズのチーズケーキ。レモンカードのタルトがあったらそれにしようと思っていたけど、残念ながら今日は作っていないんだという。しょうがないけど、チーズケーキもオキニイリ。

それにしてもココのスコーンは本当においしい。
ずっしり重たくゴツゴツ硬い。ボロっと壊れて口の中にバサッとちらかる。乾いているから最初はびっくりするのだけれど、唾液と混じってたちまちとろける。クロテッドクリームをたっぷりのせるととろけ感が一層強く、なめらかになる。酸味おだやかなコケモモジャムで香りさわやか。ただずっと濃厚な乳の風味が鼻をくすぐる。おごちそう。チーズケーキも最初はボソボソ。ところがこれまたとろけて消える。見た目を裏切り、食べた直後の食感裏切り、味も裏切るおいしいゴチソウ。ウットリ味わう…、オキニイリ。

 

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