沼津港

晩ご飯を回転寿司にすることにした。というか、新宿で気軽に夕食をとりたくて、何軒か、行こうと思うお店があった。ただどこもが今ひとつ気持ちがむかず、もし、沼津港が満席じゃなかったら寿司をつまもうと思って来た。
そしたらこれがうれしいコトに空席がありすんなり座れてしまったわけです。
ちょっとしたタイミングだったのでしょう…、ボクらがやってきた直前におそらくお客様が入れ替わり、だからベルトの上には握って間がない寿司がズラリと並んで流れる。運良く座った直後に今度は待ちの行列という状態。なんだかちょっと得した感じ。

それにしても外国からのお客様の多いこと。
ボクの左隣も右隣も、向かい側も外国からの観光客で、ベルトを流れる寿司の種類も、炙りサーモンとかマグロの赤身。ロール寿司などがメインで海外の回転寿司のお店に来たみたいな感じに見える。
彼らにとって日本の回転寿司で食事をするのは、テーマパークにきているようなものなのでしょう。
ユックリ時間をかけながら、一皿食べてはおしゃべりをしてまた一皿と食べていく。
寿司屋じゃ早食いが粋と思っている目で見ると、ちょっと無粋にみえるのだけど、人それぞれに楽しみ方はあるというコト。次に待つ人のコトを考えて食べればいいのにとも思いはするけどしょうがない。

まずは貝。
今日はあまり貝の仕入れが良くないようで、おいしそうに見えたネタは生きミル貝と北寄貝。ゴリゴリ歯切れるミル貝と、ムニュンとなめらかなホッキの食感。そして風味にウットリします。
貝の代わりに、今日は立派なボタンエビが入っていますと、それをためした。
エビは生より熱を加えた方が甘みや食感が良くなるモノと思って入る。けれどボタンエビの強い甘みにネットリとした食感は、生ならではとウットリします。頭の中の味噌もチューチュー吸って味わう。

お客様がゆったり、徐々に入れ替わり日本人のシニアグループがブース席へと入ってく。
すると途端に流れるネタがかわっていきます。
ベルトの上がキラキラ、光っていくのです。
光り物が次々にぎられ流れてく。生のアジがおいしそうにみえ、とって味わう。ベルトの上に食べたい寿司が流れてて、しかもそれらが乾いてもなく限りなく握りたてであるというコト。
ステキだなぁ…、と思ったりする。
例えば鰻。
ちょうど目の前で鰻を炙る香ばしい匂いがしたかと思ったら、それがみるみるうちに握りになっていき目の前にくる。

あぁ、これが回転寿司のたのしみだなぁ…、って思う。
イカもやはり流れてきたモノ。生姜をのっけたものもあれば、海苔を挟んだものもありと、同じネタを異なる寿司にアレンジし流すところもまたたのし。

お腹ほどほど満たされてきて、そろそろ〆をとちょっと贅沢。中トロをとる。
これも流れて来たものなんだけど、しっとりとした色艶、それから脂の加減がきれいに見えた。
ねっとりとろけてシャリと一緒になってきえてく。
このとろけ感。ご飯の粒のひとつひとつの形を感じるようになってくオモシロサ。強い旨みが終わると酸味が口に広がっていく。
マグロのおいしさはこの旨みと酸味が互いに引き立て口をスッキリしてくれるとこ。脂の多い中トロも、なぜだかスキッと後口が良い。

この中トロを使った巻物。わさび漬けをわさびと一緒にたっぷり巻いてもらった「涙鉄火」という商品。かなり大量のわさびが使われているのに、不思議なほどにこれがおいしい。脂がわさびの辛味を甘みに変えておいしくなっていく。海苔の風味とわさびの辛味がよき相性でお腹にたのしくフタをする。

 

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