沼津港で冬の鮨

新宿でしばらく用事。ひと段落して気づけば5時のちょっと過ぎ。
晩ご飯を軽く食べて帰りましょうか…、とひさしぶりに沼津港に来た。
まだ夕食時には早いから大丈夫かと思ってきたら、もう満席で軽く行列。3組ほどが待っていた。
たしかにココに来る前に通った天ぷら屋さんの前にも行列。
人気の店はどこもそうなんだろうと、それで10分ほど待ち、夕食スタート。やはり外国からのお客様が多くて、ベルトの上はサーモン、炙った寿司に鰻にロールと彼ら好みの寿司が流れる。
ベルトの上は観光地。食べたいものは注文してと、うれしいコトに座った席の前には馴染みの職人さん。まずは小肌を握ってもらって食べる。ムワッと口に広がる青い魚の香り。ねっちりとした歯ごたえと、シャリがぱらりとちらかる食感。お腹がグーッと空いてくる。

貝をあれこれ。
今日は活きた貝が4種類。赤貝って言うと目の前の職人さんが、とりあえず、活貝を一皿づつ握りましょうか…、って言うではないの。その通りにお願いしますとお願いをして、お願いした通りにズラリと4皿、一度に揃う。
分厚く立派な赤貝は噛むとネットリ。昆布のような粘りと風味が口に広がる。ゴリゴリ、奥歯で砕けて粘るつぶ貝に、ザクザク歯切れて軽い渋みがおいしいミル貝。それらはみんな一皿2貫。ほっきは貝の本体を2つに分けて2貫にし、柱と紐で一貫にぎる。だから3貫。写真を写す方向でまるで違った寿司のようにみえるところがオモシロイ。

シャコをたのみます。
個人的には今年はシャコの当たり年。フィリピン沖から飛んできた大きなシャコにはじまって、活きたシャコを安く売ってる店の先日発見したし、今日のシャコもそこそこ大きい。
大きい上に分厚くて、玉子は持っていなかったけどしっとりとして旨味も十分。

それから煮穴子。
煮て味をふくめてはいる。
けれどトロトロになるまでやわらかくはせず、最後に焼いて仕上げてる。表面カリカリ、中はふっくら。
甘辛のつめをかけて味を整えている。かなり好きなタイプの仕上がりにニッコリします。
生の鯖に生姜をたっぷりのっけてもらって、パクリ食べればネットリとろける。同じ脂も魚の脂はとろけ感がよくておいしい。

冬のお寿司ってネットリという単語がピッタリ来るのが多い。
例えばカンパチをもらったのです。
そしたらなんと「ハラミを握っておきました」って、手渡された寿司の白い身、キラキラしていること。口に含むとザクザク歯切れる。歯切れてネットリ脂がとろける。腹の脂の強いとこ。けれどその脂がさっぱり、口溶けがよくしかも後味スッキリしているところにウットリ。
ハラコの醤油漬けが旨いですよと、それたのむ。いくらと違ってブチブチ潰れる感じがとてもたくましく、口の中がネットリとした旨味で満ちる。トロの鉄火にカッパを食べて、夜のお腹をほどよく満たす。さぁ、帰る。

 

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