沼津港にて貝まつり

昨日の夜は夜更かしをした。誕生日の夜ということもあって、なんだか寝るのがもったいなくてグダグダ家でぼんやりして寝て、それで寝坊の土曜日の朝。
朝というより、ほぼ昼前に目覚めてお腹がグーッとなる。回転寿司を食べましょう。
…、と、沼津港にやってきてみる。まだランチにとっては早めの時間。開店とほぼ同時の時間ですんなり入れる。それに土曜日というのに今日の新宿は少々静か。街のリズムは寝坊なリズム…、なのかもしれない。海外からの観光客も今日は少な目。のんびりしてる。カウンターにつくとカウンターの中も外もいつものスタッフ。「今日は貝がたくさん揃ってますよ…」って言われてそれらをひと通り。貝好きさんってばれてぇら…、って感じで笑う。オモシロイ。

さて、今日の貝。
どれも「活」にて、見た目が見事でまずおいしい。
つぶ貝、青柳、ミル貝、ホッキ。
赤貝、それからタイラガイ。
ほどよきサイズでシャリの上に居心地よさげにのっかっている。

貝を食べててたのしいところは、食感、味わい、風味がそれぞれまるで違って独特なとこ。
例えばつぶ貝がゴリゴリ砕ける。
砕けながら軽い渋みと旨味が滲んで、徐々にとろみがついてくる。
クニュクニュなめらかな青柳は、軽いアンモニア臭が鼻をくすぐりずっと口の中で暴れる。
ザクザク歯切れて上品な旨味を吐き出すミル貝に、ネットリ舌に絡みつくようなホッキは紐もまたうまし。
今日の赤貝はひときわ分厚く、ヌルンと粘る。
この粘り。昆布の根っこを食べてるみたいな感覚で、味もどこか緑味。強い旨味にウットリします。
タイラガイが入荷してたのが今日一番のゴチソウで、ジャキジャキ繊維が砕ける食感。軽い酸味が縁取る旨味。堪能しました…、オキニイリ。

それからコハダ。
寒くなるに従って、コハダの個体も大きくなって、今日のは分厚く立派な姿。
ここの酢締めはあまり甘みをもたせずスッキリとした酸味が旨い。
ムッチリとした食感に、一瞬、ムワッと鼻からぬける青い魚の風味を堪能。
コハダがおいしく感じるようになったのって、いくつぐらいからのことなんだろう…、そもそも小さい頃にいた松山ではコハダという寿司ネタに出会わなかったような気がする。オモシロイ。
脂の乗ったカンパチに、これまた脂がおいしいブリ。冬においしくなる魚って、脂がおいしい魚が多くて、ならばボクも冬においしくなるんだろうか…、なんて思った。お馬鹿さん(笑)。
生のヤリイカは甘みが強くて、最初はハリがあったのに噛んでるうちにとろけてシャリと混じり合う。おいしいなぁってウットリ思う。

ウニをたのむと海苔で作られた堤の中に、小さなウニがタップリ入ってやってくる。ひとつひとつは小さいのだけど、口の中ではひとつのウニのように振る舞う。甘くて渋みが少なくて、なにより香りがいいのが旨い。
そろそろ〆に向かいましょう…、と、シャコにつめ。甘いポッテリしたタレがシャコの塩味、旨味を整えおいしくさせる。しっとり、そして玉子がホツホツ。旨いなぁ…、って感心しながらトロ鉄火。大葉を一緒にまいていて、サクッと葉っぱがちぎれる以外はすべてがトロトロ。なめらかで、脂の香りにウットリとなる。20分にて腹いっぱい。お店をでるときも静かなままで、これも寒さのせいかしら…、って思ったりもした。まだ午前。

 

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