池袋の巴里、池袋のブルックリン

池袋で朝。
駅近くの「カフェ・ド・巴里」にて朝ご飯。
昭和喫茶のひとつで場所は寄席の入ったビルの2階。
ガラスの自動扉が空いた途端に目の前がエスカレーター。
向かっていく先には豪奢なシャンデリアがキラキラしていて、「これがパリか…」ってちょっとドキドキ。

2階にあがると大きなフロア。真っ赤な絨毯。ゴブラン織の貼り地のソファに人造大理石のテーブル。真鍮がキラキラ光る柱や窓枠。そして天井のそこここからぶら下がるシャンデリア。
壁には鏡が張り巡らされて一昔前のクラブだったりディスコのラウンジ。あるいは愛を確かめ合うホテルの客室のような造りにパリを感じろ…、というステキ(笑)。
煙の匂いの空気もどこか昭和な感じ。それにしても池袋と上野ってなんで空気が似てるんだろう。垢抜けないのが持ち味みたいでホっとする。

モーニングセットは2種類。
サンドイッチがメインのものか厚切りトーストがメインのものか。
サンドイッチをメインに選ぶ。

まずコーヒーがやってきて、しばらく待ってやってきたのは典型的なるミックスサンド。
ハムとレタス、キュウリをはさんだハムサンドと、玉子サラダとレタスをはさんだ玉子サンドをワンセットづつ。
長方形のパンを重ねて一部を落とし正方形にしたのを斜めに三角形切り分ける。喫茶店のサンドイッチはこんな形に切るのが多い。
楕円形のお皿にレースペーパーをしき、一直線にキレイに並べる。お皿の端にはサラダのボウル。朝のお腹を満たすに十分。

ほどよき出来栄えのサンドイッチです。普通のパンに普通のハム。当然玉子も普通。それらをタップリのマヨネーズと一緒に挟んでいるだけで、なのにそのマヨネーズのタップリ具合がおいしいのです。
パンは乾いているのに口がそれで潤う。
サラダドレッシングもタップリで、パンのおかずになってくれそう。で、サンドイッチのパンを一枚、そして一枚。剥がしてサラダと一緒に食べて、残った具材つきのパンをパカンとあわせて一つのサンドイッチにして食べる。ハムとレタスと玉子とキュウリのサンドイッチ。口の中をポッテリとする贅沢さにて、ちょっと塩をかけて一層おいしくさせる。ミルクを注いだコーヒーで朝のお腹をあっためる。

 

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池袋の駅近くにあるゴリラコーヒー。ブルックリンから連れてこられて鳴り物入りで渋谷に来たけど、結局人気を獲得できず規模を縮小。池袋でも申し訳ないほど空いてていつまで続くものやら心配。
いろいろ趣向を変えたコーヒーの店が次々できる。けれど結局、残るお店は居心地のいい空間をもつところばかりで、多分、日本人はそれほどコーヒーが好きなわけじゃないんだろうな…、としんみり思う。にも関わらずまだまだ次々、新しいコーヒーの店ができてしまうコトを憂えて、アップルジュースを飲んでぼんやり。
コロンとまるで林檎の形のようなボトルに入ったジュースが好きで好きで、それでのんびり。待ち合わせまでぼんやりす。

 

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