池袋で朝のホットドッグに昼オムライス

ひさしぶりに池袋。頻繁に来たわけではないけれど、サンシャインビルの水族館が好きだったからたまに来ていた。
朝早起きして、駅前の「タカセ」で朝食をとりながら開館時間を待つ…、というのがイケブクロデーの始め方。
ビルの一階にパンの売り場があって2階が喫茶室。階段を上がっていくと、パンが焼かれる甘い匂いが一段ごとに強くなり朝のお腹がグーとなる。
お店は見事に昭和です。
昔はちょっとした駅前ならば必ずこうしたお店が一軒あったもの。今やそのほとんどがファストフードにとってかわられさみしい限り。しかもその一昔前がたった10年、20年というのがなんだか不思議。白いジャケットに蝶ネクタイの給仕係に、カンカン帽を手にした粋なおじぃちゃま。日常世界のエレガンスが当たり前にあるこういう場所がずっと続いてくれますように…。

ふたりで来ていた頃にはホットドッグにスクランブルエッグまでついたセットがあった。
数年前にメニューが変わって、スクランブルエッグがゆで卵に変わってしまった。それでそれ。
アイスコーヒーをお供にもらって今日の朝。

まずはアイスコーヒーと茹でた卵がやってくる。
ステンレスの蓋付きピッチャーにガムシロップとミルクが入って添えられる。
こういうところも昭和の美徳。ミルクをたっぷり注いでコクリ。ほどよく苦くて酸っぱくて寝ぼけ眼がパチっと開く。コーヒーをコクリコクリと飲みながら、ゆっくり茹でた卵の殻を剥く。

大玉。しかも新鮮な卵だったのでしょう…、少々難儀しながらペリペリはがし、剥き終わったところでサラダとホットドッグがやってくる。剥いてる途中で殻が白身を持ってって、ペロンと一部がめくれてしまった。それもまたよし。塩をパラっとふりかけてプチュンと齧る。
トマトにレタスに薄切りキュウリ。キリッと冷やされクリーミーなフレンチドレッシングがかかったサラダ。
ケチャップと芥子で和えたピクルスがホットドッグについてくる。ひと口分ごとに芥子ピクルスをポトンとおいてケチャップしぼってパクリと食べる。ふっかりとしたロールブレッドをレタス、きゅうりのシャキシャキ感がひきたてて朝のお腹が満ちていく。

 

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昼のご飯にキッチンチェック。水族館で遊んだ後によくきたお店。
池袋駅の西側の「ロマンス通り」に面してあって、「あなたお願いよ♪」ってスキップしながら歌ってお店に来たことがある(笑)。
夜ならばシルエットロマンスのメロディーにのせて優雅に扉を開けたいところ、いつも来るのは昼ばかり(笑)。
カウンターだけの小さなお店。どこに座っても厨房の仕事を間近に感じることができるところがオキニイリ。
揚げ物、焼き物、炒め物、オーブン料理と洋食店にあるべき料理はほとんど揃う。中でも焼き物、炒め物が人気のお店。メニューで言えばオムライスが一番人気というところ。ボクらも必ずたのんでた。
にぎやかな音と一緒にフライパンからご飯が宙に舞い上がり、みるみるうちにケチャップまとって色づいていく。ジューッと玉子を焼き上げる音。おいしい匂いが漂ってきてボクのオムライスが見事に完成。

薄焼き玉子でケチャップライスをきっちり包んだオムライス。
真ん中部分にぽってりケチャップ。
野菜サラダを従えた堂々とした姿にニッコリ。
オムライスはこれでなくちゃねって言っていた。

まず野菜サラダをたいらげる。
パリパリレタスに千切りキャベツにニンジン、薄切りきゅうり。すりおろした玉ねぎがピリリと辛いドレッシングがおいしくて、お腹の準備が整っていく。
さてオムライス。スプーンを当てるとスパッと切れる。ケチャップライスの中にはハムにピーマン、玉ねぎ、缶詰マッシュルーム。ピーマンの緑の香りがケチャップの甘みをキリッとひきしめる。西洋料理と一線画した洋食の洋食らしい香りや味にニッコリします。

しっかり焼けて焦げて仕上がる玉子の表面香ばしく、ばっさり歯切れてパラパラご飯と混じり合う。ケチャップをまとっているのにパラっとしてる…、強い火力でご飯を焼いているからこその食感が、なんともおいしい。プロの味。
ケチャップがかけられていないところにウスターソースをちょこっとかけてタバスコ少々。舌がヒーハーしたとこで甘めのポテトサラダをひと口。そした再びオムライス。
なんでこんなにおいしいんだろう…、ってうっとりしながらひと口、そしてまたひと口。
豆腐とわかめがたっぷり入った味噌汁もパセリも食べてお皿に残るはマッシュルームがひと切れに、ケチャップが描いた模様だけ。ちょっとさみしくなっちゃった…。

 

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