水道橋のCAFE RIJN

今日の朝も寄り道をする。総武線の水道橋。
オフィスがずっと水道橋の近所になって、だから社会人になってから30年近くもずっと使った駅であります。
だから、目をつぶっても目的の場所に行けるといいたいところだけれども街の様子は随分変わった。
古いお店がなくなって、チェーンストアに次々変わる。風情のある古い建物が壊されて更地になったり、それらがいくつか集まって大きなビルになっていったり。
新陳代謝と言うにはちょっと行き過ぎた、まるで街を壊していくような建築ブームがボクの好きな街にもこうしてやってきている。なやましい。
さて、オキニイリの店。「ライン」という喫茶店。水道橋の小さな路地に面したビルの中二階。さすがにこの通りは再開発とは無縁のようで、昔のままの景色に空気。ホッとしながらお店に入る。

お店の人も昔のまま。
笑顔も働くムードも変わらず、半年ぶりくらいじゃないのかなぁ…。なのにボクの好きなテーブルを示して「どうぞ」をそこに座ることを促してくれ、おひさしぶりです…、って朝の挨拶。
ボクもニッコリ。おひさしぶりです…、と、こういう言葉のやり取りではじまる朝は本当にステキ。

朝のセットをたのむ。厚切りトーストかトーストブレッドで作ったサンドイッチ。サンドイッチの具材はハムにツナ、卵サラダの3種類。
ずっとハムを選んでたのむ。
サンドイッチにゆで卵、千切りにしたレタスで作ったコールスローのようなサラダでひと揃え。アイスコーヒーをお供にもらって、これでなんと370円という申し訳ないような値段。それもずっと変わらない。
まずはレタスのサラダをシャキシャキ食べる。油と塩、軽い酸味で葉っぱ自体は若干しんなりしているのだけど、そのため一層みずみずしさを感じさせるのがオモシロイ。朝の体に葉っぱ野菜の風味、みずみしさに朝の体が潤う感じ。

イギリスパンをこんがりと焼く。
かなりこんがり。
パンの表面が焼けてカサカサ。甘い匂いが漂ってくる。
空気をたっぷり含んで焼けた軽いパンです。
ちょっと集めに切られているけど、噛むとクシュッと潰れて薄くなって歯切れる。
中に挟んだハムとキュウリは最小限。
塩と胡椒、マヨネーズがたっぷりほどこされていて分量以上にハムやキュウリの存在感を感じる仕上がり。焼けたパンを口に含んでいるはずなのに、おどろくほどにみずみずしくてパンがやさしく口どけていく。

茹でた玉子をキレイに剥いて、半分にしてパンに挟んだ。固めに茹でた黄身がホロリと砕けて噛むとなめらかになる。パンと具材のバランスが具材よりになり、口の中が満たされていく感じがたのしい。

 

玉子の殻がキレイに剥けた。手にしたときにはホカホカで、茹でてそれほど時間が経っていなかったのでしょう。最初はちょっと剥きにくかった。けれど小さなとっかかりがつかめた途端にスルンとキレイに大きく剥けた。
問題解決もこんな感じ。小さな取っ掛かりが見つかった途端にスルンと解決できる…、ものかもしれない。朝の早い時間にはカウンターの向う側にあるテレビがついててニュースが流れる。ニュースの時間が終わるとテレビがオフになり、代わりに音楽が流れてくる。アコースティックなギターの音で、朝の時間が急にユックリ流れ始めるような気がする。しばらくぼんやり。時を忘れてアイスコーヒー飲みましょう。

 

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