水に入るミュージアム、顎においしいヴィロンのパン
気持ちが沈んでいるんじゃないか…、と心配してくれた友人が誘ってくれて新豊洲までくる。
新橋からゆりかもめにのり30分ほどかけて到着。
駅前にある「チームラボプラネッツ」というアミューズメント施設が目的。
「水に入るミュージアム」というのがテーマの施設だという。
施設に入るとロッカールームがまずあって、そこで靴を脱ぎ靴下も脱ぎ、ズボンを穿いてる人は裾をロールアップして荷物を預けてくださいね…、という不思議な施設。ボクはショートパンツで来てたから靴と靴下を脱ぐだけで準備万端。足元だけを照らした暗い通路でつながった4つの大きな空間が、それ自体アートになっててそこに身を置くことで作品の一部になるような没頭感を味わえる。
鏡とコンピューター制御されたLED照明で浮遊感を味わう空間や、大きな池で魚や花と戯れたり、巨大な風船に体をあずける感覚をたのしんだりとずっとそこにいたくなるような…、でもずっとそこにいたら自分がとけてその空間にまぎれて消えてしまうなじゃないかと思ってしまうほどに不思議でたのしい体験。
裸足であるということがまず新鮮。床の温度や素材感、角度や硬さが変わるたび気持ちのどこかが覚醒するのを感じたりする。
音と香り。コントロールされた温度に空気の流れ。五感を絶えず刺激され、その刺激がたのしく心地よい。しかもなにより時節柄、入館人数がとても少なく思う存分たのしめたのがありがたかった。ありがとう。
言葉でなかなか伝わらないのがもどかしいような施設でそれで、動画一枚貼っておきます。予想以上にたのしくて、立ち去りがたい魅力に溢れた場所でした。
家に帰る途中でパンをおやつに買った。今日はあれこれ結構食べて、お腹は十分満たされていた。けれどおいしいパンは別腹。丸の内にあるヴィロンに来ました。
クロワッサンとコンテチーズとハムをバゲットに挟んだサンドイッチを買った。
ここのクロワッサンは塩がおいしい。小麦の甘みを塩が引き立てバターの風味もひきしまる。表面パリパリ、中はふっくら。噛むとクシュッと潰れて縮み、バターの旨味がジュワつと広がる。サンドイッチに使ったバゲットは軽い酸味が特徴的で、コンテチーズの渋みや旨味。ハムのムッチリした食感をしっかり受け止め歯ごたえもいい。バターも一緒に挟まれていて、それがとろけて口をひんやりさせるゴチソウ。仕事をぼんやりすすめます。
没入感、浮遊感。気持ちが沈む、と全く反対の感情で、そういう心の楽しいふわふわと沈む気持ちを行きつ戻りつしているうちに、日常に折り合いをつけていくことができるのが人間の素敵なところ。
そしてそんな素敵なご友人と素敵な時間、羨ましいです。
この施設、なんだかんだまだ行ってないや!行ってみます!
EIKO ISHIKAWAさん
今の気持ちで本当にたのしめるんだろうか…、とちょっと心配して行ったんです。でもすばらしかった。生きているってこういうステキにであることができることでもあるんだって思いました。
いつもブログ楽しみに拝見しております。
チームラボプラネッツ、素敵な所ですね。
近々行ってみようと思います。
VIRONでバケットを2本買うと会計が777円になるので
おいしいバケットとラッキーな気分が味わえて好きです。
mmmさん
バゲット2本で777円。気づきませんでした。ステキですね。
ちなみにこの日のこの組み合わせで1500円ほど。とんかつ定食を食べることができるねって友人と笑いました(笑)。
当方、銀座のアップルストアに行く度に貴ブログがご紹介くださるお店に寄ることを楽しみにしておる者です。数回コメントを差し上げたこともございます。「外食の喜び」が炸裂している動画を見つけ、こちらまで幸せな気持ちになりました。僭越ながらご紹介させて頂きます。https://youtu.be/BNpDFMx12bc
お茶碗さん
食のたのしみが徐々に戻りつつあるようですね。ただご紹介の動画ほど「爆裂」レベルにまだ気持ちが戻りません。ゆっくりじっくり、時間をかけてゴキゲンを手に入れようと思っています。
ありがとうございます。