母の誕生日の前前夜祭、鉄板焼きで寿ぐ!

数日先が母の誕生日という今日。高松入り。気が早いけどお祝いディナーを母と2人ですることにする。
テーマは肉です。いつもならば焼肉を…、というコトになろうところをせっかくだから気取ります。ボクがいつも泊まるホテルの鉄板焼きの店で肉を焼いてもらおうというコトにした。
鉄板焼きという料理の持つムードは独特です。
眼の前に調理人がいる。
なのにほとんどその調理人を意識しないで食事はすすむ。調理人の手元は気になる。気になる理由は、鉄板の上に置かれた食材が刻々と姿を変えて料理になっていく様子が気になり、自然と手元だけが目に入る。まずは季節の前菜を味わいながら、ロブスターを焼いてもらった。肉の詰まった大きなライブのロブスター。脳天割ってザクッと2つに切り分けたのを鉄板の上で焼いていく。

焼きながらいろいろ説明してくれる。ときに世間話的な会話もしたりする、けれど耳をすまして聞きさぐるのは鉄板の上で素材が焼かれる音ばかり。息を飲みつつツバも飲み、お腹を鳴らして仕上がりを待つ。
隣の母も同じようにニコニコしながら鉄板の上を見ながらお腹をならす。特別な時間を共有できるおいしいステージ。仕上げにブランデーでフランベし、炎と一緒に真鍮製の覆いで蓋して蒸らして完成。ムッチリブリンと弾力のあるロブスター。頭の中には味噌がたっぷり詰まってて、スプーンですくってキレイに味わう。
それから野菜。讃岐の地野菜というコトで、アスパラガスにオクラにかぼちゃの亜種のコリンキー。輪切りの玉ねぎに分厚いしいたけと生の状態ですでに美味しげ。削った牛脂と一緒にこんがり焼いていく。

実は前回この店で、ヒレにしようかサーロインにしようかとちょっと迷った。
もう歳の母。脂が強いのは重たいかもとヒレにしますか…、とシェフと相談していたら、母が一言。
焼いておいしいのはサーロインに決まっていてよ…、と。
だっておいしい肉は脂が甘くてとろけますものって言われて、サーロインを焼いてもらった。今日もそれ。
見事にキレイにサシの入った牛肉をおいしいようにとお願いすると、ミディアムレアに仕上げてくれる。塩で味は整っていて丁寧に焼いたにんにくチップやわさびをのっけて食べる。母の食欲見事なもので、ボクと同じ量の牛肉をパクパクもりもり。ホッとする。
〆はご飯と味噌汁、お新香というのがコースのひと揃え。わがまま言ってご飯をガーリックライスにしてもらう。

細かく切った野菜とエビやホタテにイカを油で焼きます。水気がでるのを蒸発させるように何度も野菜をヘラで持ち上げながら、こんがり焼く。塩と胡椒をほどこします。
ご飯は麦に小粒の米を炊いたもの。ご飯をかたわらでよく焼いていく。刻んだガーリックを軽く炒めたものをご飯に混ぜ合わしつつ、何度も何度もひっくり返し、ひっくり返してはしばらく休ませ熱をしっかり通していくとご飯の水気が抜けていく。もっちり、ちょっともち米みたいな重たさ出てきたところで野菜と混ぜ合わせ。最後に醤油で風味ととのえ出来上がり。
伊勢海老に肉、野菜でお腹が満たされてるのにガーリックライスは不思議なほどにお腹の中にたのしく収まる。焦げた醤油にニンニクの香りがなせるわざでしょう。お席を変えてデザート食べて、さてさてカラオケ。今日の〆。

 

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コメント

  1. かっち

    おお、お母さま普段とお化粧と髪の感じが違いますね!
    いつもはチャーミングで、今回はエレガント。

    「調理人を意識しないけど手元は気になる」、わかる気がします。
    自炊してても、煮物より焼き物の方が大分むずかしいと思いますもの…。

    何にせよ、特別な一日の出来事のお裾分けをありがとうございました!

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      かっちさん
      食事の間、ずっと調理担当の方と母は話をしていました。おいしく焼いてもらおうと思って気を使ったのよね…、それに今、何がどうなっているのか気になっちゃってと、相変わらず、おいしく食べることに貪欲な様子に、若いなぁ…、って感心させられました。

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