歌舞伎町の龍の巣、肉にホルモン、モツ鍋で夜

ご近所さんたちと年末会食。今年の肉の焼き仕舞いをいたしましょうかと「龍の巣」にくる。
新宿三丁目の中心に3軒ある小さなチェーン。中でも一番大きな店が歌舞伎町にできた一番新しい店。そこが一番予約が取りやすくって、そこにする。
大阪に本店のある店で、東京進出一号店が新宿三丁目の店。
そこは絶望的なほどに予約が取りづらくって、食べログなんかでも評価が図抜けて高いのですね。たしかに本場、大阪の店よりレベルは高いかも…、って思わせるほど実力たっぷり。できてしばらくは焼肉といえばその店ばかりを使っていたほど。
けれどその店をそこまでの実力派に仕立てた人が今、店長として頑張ってるのは歌舞伎町の店。商品なんかも決して三丁目の店に劣るとは思えないけど、不思議なことに思ったように評価が上がらない。評価サイトの評価がすべてじゃないけれど、もったいないなぁ…、としみじみ思う。

歌舞伎町という場所のせいもあるかもしれない。60席超えというこの界隈の焼肉店としては大きな店ということもあるかもしれず「おいしいと感じる」基準はデリケートなんだということなのかもしれません。
店の造りは全店共通。落ち着いていて肉をおいしく焼いてやるぞ…、って気合が入るいいムード。肉を焼くのはガスのコンロの上に置かれた鉄板状のロースター。点数のいいお店の方は炭の上に網をおいて焼くスタイルで、多分、それも評価を分けているかも知れない。
確かに炭で焼くとおいしそうに思えるけれど、タレをまとわせて焼くときは鉄板にガスの組み合わせの方が、肉汁をしっかりとじこめしっとりこんがり焼き上がる。要は好みと焼き方の問題なんだとボクは思う。

そしてやっぱりおいしゅうござる。
薄切り牛たんはサクッと歯切れる感じがおいしく、一方ざく切りにしたゴロタンは噛みしめるとジュワッと旨味ジュースが口に広がる。
すり下ろしたニンニクやタレと一緒に壺に閉じ込めつけ込んだハラミに赤身のおいしいクラシタと何を焼いてもほどよくおいしいバランスの良さがこの店らしさ。
小腸、大腸。上ミノ、ハチノスとずらりと並んだホルモン類は圧巻。
鮮度の良さが目に伝わってくるほどツヤツヤで、なまめかしいほど。
運ばれてきてお皿をストンと置いた瞬間、タプンと揺れる様子も肉感的にて食欲誘う。鉄板の上に乗せるとキュンッと縮まり脂をプルプル震わせながら焼き上がっていく小腸の、クニュクニュクニュンと奥歯の間でのたうち悶える完食が今日一番のゴチソウでした。

ひさしぶりにもつ鍋を炊く。牛カスをたっぷり乗せて炊くのがここのもつ鍋の特徴ですった黒ゴマで風味をつけた黒カスもつ鍋をはじめて選ぶ。
強火でぐつぐつ。鍋から湯気がゆらりゆらりと漂いあがり、キャベツがクシュンと縮んで熱が入ってく。
アゴ出汁のコクにモツや牛カスの脂のコク、黒ごまのコクと鍋の中はコクまみれ。野菜の甘みやシャキシャキとした食感が引き立つご馳走。
ここの焼肉同様名物のかすうどんをたのんで、もつ鍋の汁の残りと一緒に食べる。そのまま食べてもおいしい名物が、名物以上の味になるのがたのしくて、お腹もしっかり満たされた。

 

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