歌舞伎町。五十番で野菜炒めにワンタンスープ
最近、お腹が空くと野菜をどうやって食べようか…、って考える。
サラダは自分でも作れるし、サラダばっかり食べてるとお腹も体も冷えてくる。
野菜の料理をどうしたら食べられるだろうって考え、そうだ。野菜炒めを売ってるお店に行けばいいんだとひらめいた。
そういえば、30年近く前にダイエットをしたことがあって、そのとき重宝したのが会社の近所のそば屋さん。野菜炒めがメニューにあってそれとご飯を時間をかけてゆっくり食べて結構効果が出たことを思い出す。
場所は新宿。そういえば歌舞伎町の「五十番」に確か野菜炒めがあった。それでテクテクやってきて、壁に貼られたメニューをみるとあった、あったよ、野菜炒めが400円。ご飯を合わせるよりもここはワンタンあたりと一緒に食べようと、ワンタンたのんで900円の昼ごはん。
まずワンタンがやってくる。
醤油ラーメンのスープにひらひら浮かぶワンタン。
生地は薄くて向こう側が透けて見えるほど。
餡は豚肉。ワンタンの生地がほどよくスープに沈むようほんのちょっとだけくるまれていて、生姜の香りが心地よい。
れんげにとって口に近づけ、ススっと息をするとスルンと唇の間をわって口の中へとすべりこむ。
ペロペロスルスル、唇を撫でるようにして一緒にスープを口の中へといざなうステキ。
トゥルントゥルンと舌や歯茎をまでまわし噛もうとすると逃げ回る。小さな豚ひき肉の餡を手がかりに噛んで味わい、あっという間に消えていく。なんと儚いおゴチソウ。ワンタンには餡を味わうタイプと皮をたのしむタイプがあるけどこれは典型的なる後者の代表。
スープは醤油の風味がくっきりしていて他の具材はナルトにネギとなんともシンプル。
おいかけ野菜炒めがやってくる。ざく切りにしたキャベツにもやし、ニンジンそれからきくらげをスープとラードと醤油ダレで炒めたもので味わい濃厚。歯ざわり、歯ごたえたのしくて特にザクザク奥歯のところで壊れるキャベツの食感がなんとも独特。
ワンタンの顎も奥歯も必要としないなめらかの、まるで真逆の顎や奥歯をひたすら動かし食べる感じがまた旨い。脂のコクで野菜を食べているはずなのに舌が重たくなってくる。ワンタンスープにお酢を垂らして口をスッキリさせて味わう。体に元気がみなぎる感じがちょっとうれしい、オキニイリ。
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夜は圧力鍋でタコをたく。茹でたタコを買ってきて、ひと口大にぶつ切りにする。出汁に日本酒、ほんのちょっとの砂糖をくわえプシューップシューッと圧力かけて炊き上げる。
一緒に大根を入れて炊いたら、煮汁がたっぷりできちゃって、なめてみたらこれがおいしい。せっかくだからもうひと品と、玉こんにゃくを煮て食べてみる。タコの味がするこんにゃくってなかなか斬新、しかもおいしいおゴチソウ。
それにしても圧力かけて煮たタコの柔らかくっておいしいコト。くせになりそう、ハマりそう。
ホタテの柱で卵焼き。味は塩とホタテの旨味。仕上げにネギを散らして彩りにする。ふっくらしっとり、ホタテの柱がザクッと歯切れて玄米ご飯をおいしくさせる。よくできた。
タコの煮物良いですねー!美味しそう!
イカと大根はあまり好みではないんですが、イカも高騰してる折、タコは有りですよね!
家庭で柔らか煮は無理かと思ってましたが、圧力かければいいんですね。
しかも煮汁で蒟蒻とは名案です。さすがサカキさん。
そういえばスルメ入れて煮ますもんね。
あったかな煮物が身体に優しい気候になりました。
身体もココロもなるべくホカホカにしたいものです。
風邪を召しませんようご自愛くださいね。
よおぜふさん
タコとかイカって旨味が強い上に独特の風味があるから、その煮汁を他の料理に使わない手はありませんよね。
ご飯をモリモリ食べられるならご飯を炊いてタコ飯にする手もあったのでしょうけど、代わりにこんにゃく。
カロリーカット料理が随分板についてきたなぁ…、って自分で感心しちゃいました(笑)。
昨日から寒くてブルブル震えています。よおぜふさんもご自愛ください。
ありがとうございます。
カロリーカットだったんですね。
そんなこと感じさせない、ご馳走メニューに見えましたよ。
温かい野菜料理は、、、スープ煮みたいな具沢山の野菜スープが好きです。
ブワッとふくれたマカロニが好物です(^^)
よおぜふさん
さいの目にカットしたパプリカ、じゃがいも、オニオン、ズッキーニなんかをベーコンと一緒に炒めて水から煮込んだスープが大好きです。
昔、サンドイッチのお供によく作ったものでした。
ひさしぶりに作ってみようか…、って思いました。