松屋の朝に福砂屋のカステラ。ラムしゃぶのしゃぶ葉
数ヶ月前からオキニイリになった「松屋」の朝ご飯。
ソーセージエッグ定食450円がハマった商品。
ちなみに一番安い朝食は「Wで選べる玉子かけごはん」290円。
たしかに安い。
けれど海苔も漬物もつかない小鉢付きの卵かけご飯みたいな構成。
生卵や温泉卵が苦手なボクには無縁の存在。
次に安いのは「牛小鉢朝定食」。牛皿に選べる小鉢。海苔、漬物にご飯に味噌汁。それで380円!今朝はそれをためすことにする。
小鉢は納豆。納豆用に刻みネギがたっぷりついてくるのが得した感じ。ただ納豆はネギは使わず混ぜずに食べる派。さぁ、ネギを何に使おうかとお膳の上を見渡して、味噌汁に入れて食べるのが一番よかろうとバサッと入れてちょっと蓋して蒸らして食べる。
お揚げにネギ、七味もパラッと入れてゴクリ…、もともとおいしい味噌汁が一層おいしくなってご飯のおかずになってくれる。
納豆はパッケージから小鉢にうつしてほんのちょっとだけ塩をふる。七味をたっぷりほどこして混ぜずにそのまま。
口に入れた直後はコツコツ奥歯をたたき、それがたちまち崩れてとろける。混ぜずに食べると糸や粘りをそれほど感じず、納豆臭もおだやかになる。好きな食べ方。
そしてご飯の上に牛皿と紅生姜、海苔をちぎって牛めしにする。ネギ味噌汁と白菜の漬物おかずにハフハフ食べて、お腹いっぱい。お薬のんで歩きましょう。
タナカくんの妹さんが東京に出てきてらっしゃって、せっかくならば昼をご一緒しましょう…、とおおたうにちゃんも誘ってティンフックで昼食。
タナカくんの描いたベトナムかあさんの写真の前で記念撮影して大好きだった鳥カレーや春巻きソーメン、豚肉と野菜の炒め物をとって分け合い食べる。
家に帰って一緒にお茶。
妹さんからいただいた福砂屋のカステラをお供えして、思い出話に花を咲かせる。
妹さんがしっているタナカくん。
ボクがしっているタナカくん。
思い出話を重ねるにしたがってタナカくんという人の人となりが立体的にみんなの頭に出来上がっていく。
笑って泣いて話をしながら、ボクも会話に混ざりたいよぉ…、って一緒にテーブルを囲んでいるような気持ちがしてきた。
新宿御苑に散歩にでかけて、最後のお花見のときに座りたかったけど座れなかったベンチにみんなで座って写真を撮った。
ほんのちょっとだけ肩の荷がおりたような気がした今日の午後。
夜、ひさしぶりに「しゃぶ葉」にくる。
新宿にできたばかりのお店。しかも夜しゃぶ葉ははじめてでとても新鮮。
北海道フェアをやっていました。ラムしゃぶをたのしめるというのが売りで、ラムしゃぶ、国産牛に豚肉と肉全種類を食べられるコース選ぶ。
スープは薬膳風の辛いスープに白出汁スープ。
火鍋を食べてる気分になるのがなんだかステキ。お店の中にラムの脂の香りが充満しているところもいつもと違った今日の特別。
そう言えば、配膳ロボさんがハロウィンラッピングでがんばっていた。
この子、猫だからよかったんだよなぁ…、人の言うことを聞くのが当たり前のワンコじゃなくてツンデレキャラの猫が一生懸命働いているってところに健気を感じるものね。オモシロイ。
ヒリヒリした辛さの薬膳スープがなかなかおいしくラムのクセや脂をおいしくしてくれる。飲むとどこかに効いてくれそうな感じがするのもいいところ。
野菜をたっぷり。薬膳スープにはきのこがあうに違いないとしめじやキクラゲ、エノキをたっぷり。白出汁には春雨、千切り野菜にレタス、たけのこ、レンコン、大根。次々入れてクツクツ炊いてハフハフ食べる。
夜には寿司も食べ放題になるんですネ。ネタは少なくどれもチェーンの回転寿司的クオリティで、でも口直しにはほどよくてよい。
それにしても量を食べることができなくなっちゃった。すぐお腹いっぱいになっちゃうのネ…、燃費の良い体になったんだって思うことにする。しょうがない。メロンフロスティーにソフトクリームをのっけて〆にした。
実は2週間前、訪日して最初の課題として錦松梅さんでお土産を買い込んでそれをホテルへ宅配にしてもらいました。ちょうどお昼時で、前回、札幌でたちまちファンになってしまった松屋さんのこの四谷三丁目のお店に入りました。だけど、嗚呼、70近いばあさんとしてはおじさん達が次々と入っていらして食券を買われるペースに怖気をなして、そそくさと出てきてしまいました。我ながら情けない。おひとり様は学生時代から平気だったのに、なんということ!結局、尾張屋さんでもなく、別の角のおそば屋さんでなんとか仕組みを探って理解し、かろうじて食べることができた次第です。今でも悔しい。食券を買って食べさせてもらう文化は想像以上に難しいものです。ちなみに札幌の松屋さんはテーブルに置かれたタブレットからのオーダーでした。
to22byさん
ファストフードでは券売機が当たり前になりはじめていますが、画面の構成や注文から決済までの手順が統一されていないので、メーカーが違うと戸惑うことばかりですよね。
お客様目線ですべてものができているわけではないことにボクも辟易することが多くなりました。
券売機でないお店を見つけるとホッとします。
訪日、たのしまれますように…。