松井製麺、ひやかけ、焼いたうどんで夜

夜、近所でうどん。
四国から東京に出てきて、食べるということにおいていろんな変化を経験しました。
醤油はスッキリした関東風のものが口にあうようになってしまったり、なにか小腹を満たそうと思うと寿司を食べにいったり。
中でもうどんよりも蕎麦を好むようになったことには、自分ながらに大きな変化。
それもいいうどん屋を探すより、おいしい蕎麦屋を見つけることが簡単な東京という街ゆえのこと。
うちの近所にも旨い蕎麦屋が何軒かあり、しかもどこもがそれぞれ異なる流儀、特徴をもってやっている。うどんも旨い蕎麦屋もあるけど、やっぱりそこでの主役は蕎麦。ところが半年ほど前に近所にできたうどん屋さんがよくてかなりのオキニイリ。

松井製麺所という店で、食券買って先払い。セルフサービスとさぬきにあるようなうどん屋さん。もともと香川県でうどん屋さんをやってる人のお店だから、さぬき「風」ではなくて「さぬき的」なところがステキ。
ちょうどまもなくうどんが茹で上がるタイミングで、ちょっとまっていただけますか…、と。それで最初にサイドの料理。スパムおむすびっていうのがココの売り物のひとつで一個。おにぎらずみたいな感じで焼いたスパムと卵焼き。この卵焼きが甘くてスパムの脂や塩気に負けぬ存在感を出してる。かなり好き。肉うどん用の牛バラ肉の煮込みをもらって、それから天ぷら。さぬきのエビのすり身を使った海老天を天ぷらにしたものにかき揚げ。玉ねぎ、人参をザクザク衣で揚げたどっしり、ボリュームたっぷりな熱々天ぷら。

うどんが到着。
時間がかかったからと厨房の中からお店の人がわざわざ持って出てきてくれるのに感謝しながらズルリと味わう。
2人でふたつ。
一つは冷かけ。茹でたばかりの麺をザブザブ、冷たい水であらってしめてそこに冷たい出汁かける。
角の立ったきれいなうどん。色は飴色。つやつやしてる。
太めでよじれて、箸で持ち上げたぐりあげると出汁をたっぷりたぐりよせ、口の中をみずみずしくする。
イリコの香りがホワンと漂うしっかりとした味わいで、麺がもってる塩の旨味を引きたてうまい。ゴリゴリとした食感がまたおいしくてニッコリします。
もう一種類はやきうどん。夜の時間にしか作ってくれない、つまり少々手間のかかった料理。ソース味と醤油味の2種類あって醤油味。イカと玉ねぎ、人参と具材はシンプル。かつお節と刻み海苔、紅生姜のせてひと揃え。

ムチムチとしたうどんの食感が汁うどんとはまるで違った味わい、食感。さぬきの甘い出汁醤油の風味がおいしく、これでビールを飲んだら旨いに違いないなぁ…、なんておもってズルズル食べる。
半分ほども食べたところで、かき揚げちぎってネギパラリ。かき揚げの油の風味と玉ねぎのスベスベとした食感おいしく茹でたてのうどんならではのおいしさ感じる。オキニイリ。
ひやかけには煮込んだ牛肉をのっけてズルリ。甘い味付け。しかも牛バラ肉の脂も甘く、汁の上が脂まみれになっていく。そこに生姜やネギを乗せ、ついでに揚げた海老天添える。いろんなものをのっけて食べて、なのに出汁やうどんの味は揺るがない。堪能しました、腹みちる。

 

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