東京駅の生のパッタイ、仙台利久の盛岡冷麺

東京駅から出発の今日。地下鉄にのって東京駅までやってきて、JRの改札口に向かう途中で朝食。
マンゴツリーキッチンパッタイという店。
平打ちの米の麺を炒めた料理がパッタイ…、タイ料理。ほとんどの店では乾麺をつかうのだけれど、ここは生麺を使って作るといのが独特。
テイクアウト用の料理を並べるショーケース。その後ろ側にキッチンがある。
キッチンの主役は鉄板で、注文が入るとそこから湯気が湧き上がって曇って見える。湯気の向こうにコテを使って麺を炒める調理人。おしゃれな場所ではあるけれど、その様、まるで焼きそば屋台のごとしでござる。調味料がズラリと並んだテーブルに、まもなく料理がやってくる。

朝のパッタイ。
スープとセットで600円。これに比べりゃスターバックスのフラペチーノってどういう値段?ってちょっと思った。さて食べる。

ムチムチしてます、モチモチでもある。
米の麺でしかも生。けれどうるち米じゃないのでしょうネ…、餅のように粘ることなく歯切れ良いのが面白い。
食品は生の方がおいしいか…、というと乾かしたり熟成させたりすることで風合いや風味が変わるから、麺も生麺と乾麺は比較できないまるで別物。
「生だからおいしい」じゃなくて「生の特徴をいかした」料理を作ることができれば生にこだわる意味もある。

パッタイ以外はもやしに玉ねぎ、ネギに干しエビ、ほんの少しの豚バラ肉。それらを最後に卵でとじて仕上がっている。沢山の具材と一緒に炒めた麺は不思議なことに食べてるうちにどんどん麺と具財のバランスが崩れてくる。
具材が多く残るのですね。しかもこのパッタイ。そもそも具材が多くて麺は控えめ。朝ごはん用ということもあるのでしょうネ…、だから半分ほど食べるともやし炒めに麺が混じったような状態になる。最初感じたムチムチがシャキシャキとしたみずみずしさで終わっていくのもまたオゴチソウ。
透き通った鶏がらスープは胡椒の風味がスキとしてて、朝の体をあっためる。行ってきましょう…、北に行く。

 

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仙台で打ち合わせを終え遅めのランチ。仙台の駅近くに最近できたドン・キホーテの地下に潜入。牛たん焼きの莉久があって、そこにする。
県外からのお客様が多い場所。インバウンドの人たちにもやさしいようにとココだけちょっとメニューが違う。東北の名物料理と牛たん焼きのコラボレーション的セットがいくつかあって、盛岡冷麺とたん焼きのセットをたのむ。
テールスープの位置に冷麺。とろりとしたのどごし濃厚なスープと麺が夏の終わりのお腹をひんやり、癒やしてくれる。
とはいえやっぱり牛たん焼きもネ…、と分厚い「極み」も追加して心置きなく仙台の美味に身を任す。たん焼きのサイドに置かれた南蛮味噌でビリビリお腹に汗をかきつつ、最後に黒蜜かかったアイスクリームで舌を癒やしてホッとする。南に北にと移動する。

 

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