本物のタコス。食後のティラミス
ひさしぶりにおひつ膳田んぼにおむすびを食べに行こうと思って代々木にやってくる。
そしたらすごい行列なんです。おむすびブームがこんなところに波及したのかインバウンドさんも行列に混じってる。おむすびなんて待ってまで食べるもんじゃないと思って近所をぶらり。
「北出タコス」がありました!最近、ちょっとメキシコ料理づいております。ここにする。
タコスのお店。調べてみたら2023年10月開店。できてまだ半年ほどのニューフェイス。
東京駅の駅構内にもあるのだけれど、そこはまるでバーみたいな造りで、それがメキシコ料理の明るく健康的なムードを邪魔しているみたいな感じがするのネ。好きじゃない。それに比べてこの店の明るい雰囲気はメキシコ料理にピッタリな感じがするのネ。ボクは好き。
3種類のタコスのプレートをお願いしお供にアイスコーヒー。
まずアイスコーヒーとソースが2種類。
胡麻の香りのチリソースとパクチーのグリーンチリがやってきて10分ほどで料理到着。
とうもろこしのソフトタコスにビーフ、チキン、ポーク。
肉はどれも細かく割かれビーフタコにはコリアンダー、チキンに酢漬けのオニオン、カテージチーズ、ポークタコにはアボカド、ざく切り玉ねぎ。トルティアチップがちらかるサラダにトマトで炊いたご飯がついてひと揃え。お皿の上の料理が全部、南国色をしていてニッコリ。
ビーフタコの横に添えられているのは国産ライム。皮が黄色く香りが強い。搾った指が食べ終わってもしばらくずっとスッキリとした明るい香りがしてたほど。ライムの香りの指でつまんで食べるとこれがなんともおいしい。
豚の脂の甘みを生玉ねぎがスッキリさせる。スパイスの香り漂う牛肉は繊維がザクザク歯切れてちらかりチキンが一番おいしかったかなぁ…、スパイシーでふっくらとした食感がホロホロ崩れるコーントルティアと混じってとるける感じが最高。
食べ終わるとお店の人がやってきて、お口にあいましたか?って聞いてくる。ちょっと心配そうな顔つきで「メキシコ料理は好きなんで堪能しました」っていうとホッとした表情になる。
特にここのコーントルティアが大好きで…、っていうと、コーン100%のトルティアは日本ではうちぐらいでしか扱ってなくて、匂いが苦手っていう方がたまにいらっしゃるものですから好きって言っていただくとうれしくなっちゃいますっておっしゃる。
好きな人は少なからずいるはずだからがんばってって笑顔であとにいたします。
関連ランキング:ダイニングバー | 南新宿駅、代々木駅、北参道駅
セガフレードザネッティ。今日は1階にあるオキニイリのカウンターは満席で、2階のテーブル席にやってくる。
ここのお店の人たちのゴキゲンな働きぶりを感じることが2階にあがるとできなくなるのがちょっとさみしく、けれどのんびり落ち着くフロア。
のんびりのお供にティラミスとマキアート。ここで大好きな組み合わせ。
ティラミスは几帳面に切り分けられた長方形のタイル状。底はしっとりとしたスポンジ生地。コーヒーシロップをたっぷり吸い込みちょっと押すとお皿に滲み出してくるほど。
生地の上にのっかったマスカルポーネチーズはどっしり、みっちり。崩れることなくスパッと切れてパタっと倒れてフォークにのっかる。
おいしく食べて…、って言ってるようでニッコリします。口に運ぶと上にたっぷりふりかけられたエスプレッソの粉で一瞬、口が乾いたようになりそれがたちまちチーズと混じってとろけていくのがこのティラミスを食べる醍醐味。
ここのマキアートは本当においしい。なにより泡がしっかりしていてたっぷり、そして頑丈です。2階まで運んできたのに壊れず1階で受け取ったままでテーブルの上にあるステキ。硬めにたてたクリームみたいな泡をスプーンですくって舌の上に置く。なめらかな泡がゆっくり壊れながらエスプレッソの香りとミルクの甘い風味が混じって舌の上を流れてく。
ミルクの泡を舌にのせるだけじゃもったいなくて、ティラミスの上にひとすくい。口を乾かすエスプレッソの粉がとろけてねっとりしてくる。それはまさにエスプレッソクリームのよう。
そしてマキアートをゴクリと飲むと、苦味まろやか、酸味が後口ひきしめる。
ところで2階のテーブルにバッグを下げる金具が設置されていました。便利なり。
masaで作られたトルティアはグルテンフリーが必要な時、とても助かります。私は美味しいと思いますが、小麦機で作られたトルティアの方がよりパンの味の感覚で、いわゆる「美味しい」という味なのも事実ですね。
to22byさん
スパムチェッカーの調子がよくなく、せっかく頂戴していたコメントが反映されていませんでした。せっかくのコメントにお返事できない状態が続き、申し訳ありませんでした。
たしかに小麦のトルティアは癖がなく馴染みやすい味。ただムチムチ感がボクはあまりすきでなく、コーントルティアのざっくりとした素朴な食感と独特の風味が大好き。くせになる味、食感です。