本を買ったらモンスナックでカレーにしよう…。

ひさしぶりに本屋さんでウロウロ。時間を潰す。
なぜなんだろう。
本屋でしばらく本を立ち読みしていると、カレーを無性に食べたくなる。
書店の空気にカレーを食べたくなるなにか特別な物質があるのじゃないかと思えるほどに、それは確実。
「モンスナック」でカレーを食す。

新宿紀伊国屋の地下一階。気軽な飲食店が細い通路の両側にズラリとならんでいる場所にある。ココではかなりの古参のお店。
そう言えばかつてココには博多うどんのお店があった。やわらかな麺。ごぼ天、丸天、かしわご飯と今となってはワザワザ博多に行かなくちゃ味わえないモノが新宿のココにあったというのがまるで夢のよう。
なくなっちゃったのがもったいない。

その頃に、ココに来ると買ったばかりの本を開いて、カレーが来るまで目次を読んで時間をつぶす。そんな人が沢山いました。
今ではそんな景色もなくて、スマフォをみながら食事をするようななんとも味気のない空気。同じ店だけど今と昔じゃまるで違った場所に感じる。

ポークカレーにコロッケ乗っけて茹でた玉子を追加する。
サラサラとしたスープのようなカレーがココのカレーの特徴で、そこにゴロゴロ、豚バラ肉が塊のまま煮込まれている。スプーンで押すとホロリと崩れるほどにやわらか。脂がとろけてクチャっと奥歯にまとわりついてくるのがおいしい。サクサクに揚がったコロッケ。じゃがいもがとろけてカレーとからんでいくのもまた旨し。
福神漬けにキュウリの漬物をたっぷりくわえてカリコリ、食感変えてたのしむ。味はほとんど昔のままで、けれど若干甘くなった。それで辛口ソースをくわえてお腹に汗をかくのだけれど、やっぱり甘い。昔に比べて野菜が甘くなったからかなぁ…、と思ったりする。席を立つ。

 

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そして野暮用。伊勢丹にゆく。
母からたのまれたお使い物を調達し、スゴい人出にびっくりしつつも冷たいものでも食べようか。
それで虎屋菓寮をのぞいてみたら…。

なんと75分待ちという行列ができていました。
スゴいコトです。
お店の中を覗いてみると、ほぼ全員が宇治金時をたのんで写真を撮っている。おなじみさん風のおばぁちゃまが、こんなに待つんじゃしょうがないわね…、ってお店を後に帰ってく。
お店の人は、申し訳ございませんと頭を下げてばかりで、見ているボクまで申し訳なくなっちゃった。

毎年加熱が続くかき氷熱。そんなに日本人ってかき氷が好きだったのか?って、思ってしまうほどかき氷を売ってる店には人があつまり、行列になる。
秋にはみんな、何に並んでInstagramに写真を投稿するんだろう…、って思ったりする。しょうがないから四谷三丁目に移動して冷たいモノ。

飲みたいモノが飲めないでいて、それでストレス解消におばかな注文。
バーガーキングに飛び込んで、フロート3つにソフトクリームサンデーたのむ。メロンソーダにアイスコーヒー。ちょっとだけでも糖分ひかえてやりましょう…、と、コーラゼロを選んだフロート。サンデーのトッピングはラズベリーシロップにして、口の中をいろんな味で冷たくさせる。
ソーダドリンクの泡に混じったソフトクリームがクラッシュアイスに貼り付いてるのをかじって食べるのが案外好き。カリカリ、シャクシャク。冷たく甘く、かき氷じゃなくても体を冷やすことは出来るんだよね…、って思って家に到着す。

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