未来の寿司かも、板前寿司

昼、歌舞伎町でランチにしましょと板前寿司にひさしぶりにくる。
香港出身の寿司チェーン店。寿司を食べる習慣があまり無い人たちを相手にツメを磨いた店です。日本人にとってはちょっと不思議な寿司屋でもあって、ちょっと勉強になったりもする。
タブレット式のオーダー端末が置かれていました。ただ従来型の紙に印刷したメニューもありそちらの方が写真が大きくくっきりしてる。それで料理を確認しながら注文するのはタブレットにとハイブリッドな感じがたのしい。
サービスをするスタッフは中国系に韓国系、英語を喋る人にインドネシア系の人とマルチリンガル環境。
それを安心してでしょう…、インバウンドの人たち多数。ただデート風の若い男女や6人、10人とまとまった人数の日本人グループもちらりほらりと。たしかにそういう使い勝手でたのしめる寿司屋は少なくなりました。

寿司以外のメニューが多彩に揃っているのもココの特徴。オキニイリは板前サラダ。サーモンやイカゲソ、コハダ、マグロの端材がたっぷりはいってトビコがプチプチ爆ぜる感じがたのしいサラダ。ジンジャードレッシングもオリエンタルで今日もこれが食べたいと思って来ました。オキニイリ。
とらふぐの唐揚げ、それから数の子。生牡蠣ももらってのんびり食事をたのしむ。
今どき寿司だけを食べるのであれば職人さんの手わざを眺めながら寿司に気持ちを集中できる小さな寿司屋のカウンターか、誰に気兼ねすることなくただただ寿司をつまめる回転寿司で十分。それ以外の寿司屋の存在意義はおそらく、寿司以外になくちゃいけない時代なんだなぁ…、と思ったりする。

ランチメニューは握りのセットと丼系。
特に丼の種類が多くて、今日はそれを選んでためす。
マグロが売りのお店です。
数年続いて、築地の初競りで大間のマグロを競り落としたので有名にもなった。
海外から日本に来て寿司を食べる人が、まず食べたいネタはマグロでもある。だから握りにもマグロづくしのようなセットがかなり多めに用意されてる。
丼の中でも一番の売りが鉄火丼。まずはそれ。
さすがにキレイでしっかりとしたマグロの赤身。大葉にごまが彩りそえる。

友人は海鮮丼を選んでたのんだ。マグロの中落ち、サーモン、カニのほぐし身という組み合わせ。それぞれネタを融通しあい、生牡蠣の身もくわえて丼の中をカスタマイズ。

マグロの脂がどっしりしていて、それでわさびを追加でたのんだ。日本の寿司屋では嫌うお店があるけれど、ココはグローバルな寿司屋です。お皿にたっぷり。海外の人は魚臭さを消すために山盛りわさびで寿司を食べたりするけれど、ボクも今日はタップリわさびを醤油で溶いてかけ回す。
酢飯はかなり酸味が強い。中に刻んだごまとトビコが混ぜられていて食感たのしい。板前サラダの葉っぱ野菜を丼の中にあしらい飾り、一緒にむしゃむしゃ。酢飯と葉っぱ野菜の組み合わせって相性良くて感心します。
鞘付きのままのヤングコーンを焼いたもの。とうもろこしの周りのヒゲがザクザク食感たのしくおいしく、お腹が満ちます。おひるどき。

 

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