朝のベーコン、値千金、ベルクの朝

ベルクに来ます。
前回は「秋の黄昏」ってたった3日だけ提供されるブレンドコーヒーを飲んでうっとり。実は翌日もその秋の黄昏を飲みにでかけた。「毎日ちょっとづつ味や風味が変わるんですよ」って言われて、なんだか来なくちゃいけないように思ってそれで出かけたわけです。
気軽なお店。雰囲気も気軽で利用スタイルも気軽な上に、値段も気軽。だから毎日ちょっとづつ変わる何かを提供し、それでお客様に来てもらってコトが気軽にできるんだなぁ…、ってちょっと感心。
さて二日目の「秋の黄昏」は初日にくらべて少々酸味を強く感じて、その分、苦味もエッジがきいてる。温度が下がると酸味がやわらぎ不思議なほどに甘みが増える。こういう黄昏方もステキだなぁ…、って思ったりした。オモシロイ。

今日からいつものブレンドコーヒー。朝食セットにして朝とする。すっかりあったかいコーヒーがおいしい季節になりました。
朝食メニューは3種類。
トーストがメインのモーニング。ポテトサラダとレタスの葉っぱ、スイートコーンにトーストというのが基本でそこに、ハムとゆで卵をのせるとプレート。ベーコンとチーズをのせるとミールとなって3種類。
いつも悩みます。
ココのハムは本当においしい。そのまま食べてもおいしければ、さっくりとしたトーストにまたぴったりとするムッチリ、肉感的なる味わい。ゆで卵にマヨネーズがちょこんとついてるっていうのも気持ちを誘ってくれる。
今日もプレートといいかけて、でも気持ちがいきなりベーコンになる。
グリルドベーコンの脂で体をあたためたくて、それでミールでお願いをする。

それにしても焼けたベーコンってなんでこんなにおいしんだろう。焼く前のベーコンは脂まみれで憎たらしくってなのに焼くとたちまち姿を変える。脂がとろけて好き通りブルブル震えてよじれてく。あぁ、これが口の中に間もなくやってくるんだ…、と思うとウットリ。よだれがでます。

ちなみにこの店の厨房の中。
ちょっとワークショップみたいな雰囲気。
ベテランスタッフに混じっていつも新人スタッフがいて、彼らが初々しく作業するのを先輩スタッフが笑顔でみている。
要所要所でアシストしながら、仲良げな中にもやさしい緊張感があるのがステキ。あったかい。

ミールを味わう。カサカサとしたトーストブレッド。さっくり歯切れて自然な塩味と甘み控えめな小麦粉の味。
噛んでると徐々にもったりしてきてとろける食感たのしい。ほどよく焦げてる状態もまたオゴチソウ。
ムッチリとしたベーコンにスイートコーンがプニプニ潰れて口の中を甘くみずみずしくしてくれる。ポテトサラダはポッテリと、まずレタスの葉っぱを食べて次々、お腹におさめてく。
すべてにおいてパンと一緒に食べておいしくあるようにお皿の上の料理は整い、それというのもこのトーストのカサカサ前歯をくすぐる感じがおいしく、ずっと噛んでいたくなるほど味がしっかりしてるから。

ならばサンドイッチにして食べましょう…、と、トーストの上にポテトサラダをポッテリおいて、そこにベーコン。それからチーズ。あぁ、スイートコーンを残しておいて一緒に挟めばプチプチ食感たのしかったのにと思うもときはすでに遅しな状況。トーストぱかんと2つに折ってパクリと食べる。
二枚重ねにしたトーストの歯切れる感じがたくましく、歯切れ終わるとポテトサラダがとろりととろける。パンの塩味、ポテトサラダの酸味と甘み。それに続いてベーコンの脂がひんやり、舌濡らす。
ポテトサラダがパンとパンとをしっかりくっつけ、口の中ではチーズがすべてをくっつけあった。お腹も満ちた…、仕事する。

 

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