朝のベルクでビール飲む人シアワセげ…。

ベルクでゴキゲンな朝をむかえる。6月最後の月曜日。
お店の入り口に向かう通路に置かれた看板。朝食セット3種の写真。看板の下には「Give Peace a Chance」と平和を願うメッセージ。それから「朝からビール、ワインが飲めます」と貼り紙。自由なムードを読み取れる。
看板の前をひっきりなしに人が歩いてく、そのせわしなさとは違うのんびりとした時間が空気をあったかくする。カウンターの前が禁煙席。朝の料理を注文してそのまま運んでストンと座る。
ボクの左隣にはビールを飲む人。しかもその人、他に料理はたのまずただただ黒いビールをユックリ飲んで、飲み干したら席を立って店を出ていく。その向こう側には女性2人が朝からビール。「朝からビール、ワインが飲めます」のあの貼り紙が見事に実践されているのに思わず笑う。
あぁ、平和だなぁ…、って思っていたら、空いたばかりの席にビールを持った人が座ってグビリ。今日はビールな朝だなぁ…、って再び笑う。

昔は手軽な朝食セットをたのんでた。けれど最近はここのおいしいハムやソーセージをこころおきなくたのしみたくて、ホットドッグかサンドイッチを選ぶことが多くなった。
中でも最近の私的ブームが「マイスターハム&ケーゼサンドイッチ」。全粒胚芽のざっくりとしたパンの上に白ハム、それからクリームチーズ。ハムの上には薄切り、輪切りのピクルス一枚。チーズの上にはばってんマークに重ねた細切りパプリカがのり彩り添える。
ハムは脂がおいしげです。チーズは見る間にやわらかになりパンと馴染んでいくのが、まず目においしい。パンもハムも大きく皿からはみ出るほどというのもまたおいしそう。茹でた玉子を追加で一個。

ほどよきサイズのゆでたまご。殻は固くてしっかりしてて、テーブルの上をコンコン叩くもなかなかひびが入らないほど。
手がかりつけるも最初はなかなか剥けてくれない。新鮮な玉子だったからでしょう…、膜も丈夫で難儀した。それでも最後はきれいにするんと剥ける。サンドイッチの上にのせたら顔のように見えそうで、チーズの上のパプリカで目を描いたらちょび髭おじさんみたいになった。2枚のパンをパカンと重ねて本格的なサンドイッチにしたらばハムがベロンと舌のようにパンからはみ出す。半分に割った茹でた玉子を上に並べてみたら、かわいいワンコの顔になる。
まずはパクリとゆで卵。よく茹でられて、固まる黄身でほんのちょっとだけ口が乾いたような気がする。朝のお供はアイスコーヒーを選んだ。ミルクを垂らしてコクリと飲んで、口を潤しパクリと一口、サンドイッチ。

ふっかりとしたやわらかなパン。きめはあらいけど生地はしっかり頑丈で、なかなかとろけず口の唾液を奪い続ける。顎を動かし一生懸命、咀嚼してもったりとした食感が徐々にゆっくりやわらかになる。ハムの塩気や旨味が混じる。チーズがとろけてそのやわらかに拍車をかける。チーズの酸味が口の中のあれやこれやと旨味に変える。オゴチソウです…、ウットリします。
そして一口、また一口。このもったりとした口に、ビールの泡を流し込んだらどれほどおいしく感じるだろう…、って思うもまもなく朝の打ち合わせがはじまる時間。それでゴクリとアイスコーヒーで口を潤す。
さぁ、でかけましょう…、と席立つ準備をしていたらご婦人方が2人揃ってビールのおかわり。自由な朝にニッコリしました、さぁ、仕事。

 

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コメント

  1. ちいこ

    こちらがウットリでございます😍
    なんと美味しそうでキレイで、そしてご婦人のビールおかわりを「自由な朝にニッコリ」って、私もスキあらばそっち系だけど周りの殿方の不機嫌を見たくないからちょっと控え、ようか考えるけど自分に言い訳つけて多分やっちゃうのに、どんだけ寛大なのでしょう👼 お写真と文章だけで幸せな涙が出ます。
    私は鎌倉市の大船近辺在住で、つい1週間くらい前に久しぶりに九段の辺りに行く用事が出来て美味しいところを探していたところサカキさんのブログに巡り会えまして、同じく口いやしい母にすぐに紹介し、お互い違うところから入っては「あのカキフライの見た⁈」「練り物見た⁈」とやりあっているところなのですが、この場をお借りして質問します。母が「昔のお醤油は火を通しても焦げなかった」というのを確かに読んだんだけど、どこにあったかわからなくなっちゃった!と、ずっと言ってまして。母も八方出汁は作る、味噌も作る、暑くなってきたらぬか漬けをする、って人でして、共にサカキさんのブログにはまっております。ひとつでも過去のブログを読みたいのでその過去ログを探す時間が惜しく、どこに書かれていたか教えていただけないでしょうか⁈ また、ブログ内かサイト内のどこかでキーワードで検索って出来ますか?
    と一方的に質問をしましたが、とにかく素晴らしいブログに出会えて感謝しております。今後も楽しみにしております!

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      ちいこさん
      「昔の醤油は焦げなかった」。
      まさに先日、母と話をしていたときにそういう話題がでたのです。
      実は当家では昔から鰻の蒲焼のタレを自分たちでたくのですけれど最近焦げる。どうしてなんだろう…、と調べてみれば最近の醤油にはさまざまな調味料が混入されていることがほとんどなんですね。
      本仕込の生醤油。
      それもできるだけメーカー品ではなくて地方でがんばっている蔵元さんのモノだと焦げない。
      そのタレというのが醤油と砂糖、水飴だけをただただひたすら炊いて仕上げるものなんですけど、焼き切ってなお焦げない醤油のコクと香ばしさは他に変わるもののないすばらしい調味料。

      ちなみにその記事ですが、もしかしたらほぼ日さんの連載をご覧になったのかもしれません。
      ちなみにURLはこれ。

      http://www.1101.com/restaurant/2018-06-14.html

      はじめまして。
      そしてステキなコメント、どうもありがとうございます。これからもたのしいコメントお待ちしております。

      • 匿名

        ほほーっ!これですこれです、ってかこれだそうです!
        ありがとうございます!
        この難しそうだけど最高に美味しそうなたれを、来週行く醤油天国の大分に、それこそ空港近くの国東町のすんばらしい蔵元さんを見つけたので、このお話をして生醤油売ってもらって作ってみようかと思います。
        私は知らなかった連載も教えていただいて、接客の仕事なものですから、お返事する前に「お待たせしてはいけない二つの瞬間」が目に留まって読んでしまってまた震えとります。またこれで心が豊かになる読み物を見つけました。今後とも心から楽しみにしております!

        • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

          お役に立てたようでうれしいです。

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