朝のトースト、東京駅のタブレット立喰寿司

冷たい雨の降る日曜の朝。
実はノースケジュールの日曜日。
2人で生活していたときの「ノースケジュールの雨の一日」は、ふたりきりでぼんやりしてれば過ぎていくこの上なきご褒美のような一日だった。
なのにひとりで過ごすノースケジュールの一日は、何をしようかひたすら考えなくちゃいけない一日みたいになっちゃった。することがないとなにかソワソワしてしまう。まだまだひとりであるということに慣れぬ今朝です。近所で朝ご飯をまず食べる。
バーグホリックの朝ご飯。
チーズスクランブルエッグトーストを選んでたのむ。お供にコーヒー。こんがり焼けたイギリスパンが2枚。その片方にレタスを一枚。スクランブルエッグがたっぷりのっかりチェダーチーズがとろけて仕上がる。もう片方はドライトーストのままというのがオキニイリ。

ナイフフォークがついてくるのだけど、ここは手に持ちカプリとかじる。
前歯にカサカサ、乾いたトーストがあたってくすぐって、それに続いてとろけたチーズが唇撫でる。カサッと歯切れてトーストにスクランブルエッグとチーズが混じって徐々にとろける。シャキッとレタスのみずみずしさがよきアクセント。
スクランブルエッグ自体に塩味がしっかり入っている上にチーズの旨味がまじりケチャップなんかを必要とせぬ味がうれしい。
ドライトーストにはマーマレードをのっけてパクリ。塩の風味がおいしいパンです。意味がザクッと焦げた感じもおいしくてコーヒーお供にザクザク食べる。食後はのんびり、今日一日をどうしようかと思案する。

 

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激しかった雨がおさまり弱くなる。四谷の駅前歩いていって東京駅まで各駅停車の小さな旅をしてみよう。
市ヶ谷駅は7年ほど住んでいた場所。
神楽坂が好きだったから飯田橋にはよく降りた。水道橋では20年以上も働いてたから思い出一杯。御茶ノ水の駅まで歩いて秋葉原。皿うどんのおいしい店があったよなぁ。神田はあんまり縁がなかった…、なんて各駅ごとにブラブラ歩いてお腹も空いた。
東京駅で寿司にする。
八重洲口側の地下街にある立喰寿司の函太郎。
ひさしぶりに入ってみるとカウンターの2席ごとに衝立ができ、タブレット式のオーダー端末が置かれてた。カウンター越しに注文をするという行為が感染リスクにつながるからでしょう…、しょうがないとは思うけど威勢のよい言葉が飛び交う店のムードがなつかしい。

ネタケースの中に置かれたネタも最小限で寂しい景色。貝三貫をまずたのむ。
その日その日でかわる三貫。今日はホッキにホタテの柱、それからつぶ貝。それぞれわさび多目でシャリ少なめ。ねっとりとしたホッキの食感、軽い渋みのある味わい。ホタテの柱は大きくどっしり。ツルンと舌を撫で回し強い旨味とよき歯切れ。バリバリ奥歯で壊れるようなつぶ貝の味わい上等。おゴチソウ。大きく分厚く、粒の揃った数の子はザクザクバリバリ、奥歯で壊れてちらかっていく。本マグロの赤身と中とろ。いいマグロは脂がおいしく軽い酸味がスッキリと後味上等。
小肌の状態がこの上もなくよくてビックリ。一貫で満足するのがもったいなくて山ワサビで味わうイカを挟んで都合3貫食べた。納得す。

 

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コメント

  1. 志乃

    四九日なんかの節目に「もうそんなに経った?早いわね」と言われる度に違和感がありました。
    よく考えると、自分はパートナーが居ない日常を0から作り直す作業をやっていたので、一日や一週間をとても長く感じていたんですね。
    他所の人達はきっと、彼が居ない実感がないままだから驚くんでしょう。

    サカキさんも、いま必死で日常を作り直していらっしゃると思います。大変な仕事です。小さい楽しみをちりばめながら、一日一日。
    画面のこちら側から、毎日拝見して応援しています。ただ祈るだけですが。
    今日は暑くなりそうですね。御自愛くださいませ。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      志乃さん
      あっという間だったのか、気が遠くなるほど長かったのか、時間の感覚をまるでなくしてしまったようでまるでわからないんです。先の見えない暗闇の中で、なにか手がかりがあれば前にすすめるかもしれないと思いながら、その手がかりが見つからず、ただただひたすら、一日一日をはじめて終えるを繰り返す。
      まだまだ時間がかかるのでしょうネ。一生、答えが出ないに違いないと覚悟を決めて、ただひたすら生きる目的を探す。大変だけどそれしかないのだなぁ…、と思います。
      今日の暑さは体に染み入る暑さです。

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