朝のおむすび、カフェインフリーのアールグレイ

a-mise朝、移動の合間に朝ご飯。
おむすびを無性に今日は食べたくて、四谷の駅の駅ビルの中の一軒。
おむすび権米衛を選んで入る。

かつて四谷の駅の周りにはもう1軒、「おむす人」というおむすび屋さんがあったのですね。
注文してからむすんでくれる。
しかもいつものおばさんがニコニコしながら作ってできたてを食べさせてくれるゴキゲンな店。
ただ、入居していたビルがそろそろ再開発。
…、というので3年ほど前に閉店した。
そのビルはそのまましばらく使われていて、ところが今朝。遠目に見たら工事囲いができてて解体工事中。
駅を挟んで反対側にあったケンタッキーフライドチキンの入ったビルも解体中と、一気に街の新陳代謝が激しくなっているみたい。
街がなくなるわけじゃなく、けれど街に染み付いていた思い出が徐々に薄れていくのを感じて、ちょっとしんみり。人生もそんなものかと思ったりする。

a-gonbea-omさて朝ご飯。
おむすび一個に唐揚げ、それからとん汁選んでひと揃え。
ここで食べるおむすびは大抵いつも「じゃこ玄米」。
ちりめんじゃこと刻んだ大葉をたっぷり混ぜた玄米ご飯をむすんだおむすび。
ずっしりとした三角柱の形をしてる。
三角錐じゃなくて柱で、だから底の部分はほぼ正方形。収まりがよく、しかもふっくら。空気をたっぷり含んでゆるめに仕上がっている。
手で持ち上げるとずっしり重く、自分の重みに耐えかねてボロリとほぐれてこわれていく。だからお箸で食べることになる。
お茶碗ご飯をゆるく握って形をなした…、そんな感じのオリジナル。

a-siru鶏の唐揚げは、タレにしっかり漬け込んだ鶏もも肉に米粉をまとわせ揚げたもの。
さっくりとした米粉独特の揚げ上がり。時間が経って冷えてもさっくり歯切れる食感が長続き。肉がシットリし続けるのがオモシロイとこ。
噛むとさっくり、奥歯でユックリ噛みしめるとジュワリ、肉汁が滲んででてきて脂の風味もまたオゴチソウ。朝に味わう鶏唐揚げって、なんか贅沢。元気の素という感じ。
おむすびの上にタップリのっかる白ごま。口の中でプチプチ爆ぜる。
白米よりも玄米自体がホツホツ、食感痛快で、それに胡麻がプチプチまじる。口の中が騒々しくなる。顎を使ってかみ続けるのがたのしくなるようなオゴチソウ。

とん汁食べます。熱々、フウフウ。豚バラ肉にニンジン、大根、里芋、ゴボウ。玉ねぎ、それから油揚げ。具だくさんで野菜をたくさん食べているって実感がいい。
特にとろける里芋が、やさしい元気をくれる食べ物って感じがするのがオモシロイ。七味をパラリ。香りと辛味をよそおわせ、体をおいしく温める。

 

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野暮用あって伊勢丹のカフェ。メンズ館の中にある「リジーグ」という店。
イセタンメンズレジデンスという、ジェントルメンのためのこだわり小物が並ぶ売り場。
LeicaのカメラやB&Oのスピーカー。コルビジェの椅子が並ぶコーナーの向かい側にあり、それら小物に負けぬクールでゴージャスな椅子や雰囲気、インテリア。
とはいえ紳士の姿はほとんどなくてレディーばかりがニコニコしながらお茶を飲む。たしかにオーガニックでカフェインフリーのアールグレイのお茶を好んで飲む紳士は日本にゃいないかと、オーガニックでカフェインフリーのアールグレイをポットでたのむ(笑)。枝ごと乾いたレイズンとチョコがお供についてくる。ティーじゃなくってワインだなぁ…、と思いもします。仕事中。

 

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