朝から寿司、駅で寿司。グランスタのありそ鮨し

東京駅の大丸さんに用事があって、朝早くからの東京駅。
朝ご飯を改札内のグランスタにて。
お店はたくさんあって、新しい店をぐるぐる回って何にしようかと思うも迷う。
どこもガツンとくる魅力を感じぬ「大屋さんがやれというからやってます」的な空気があってお店もそれほどにぎわってない。
ならいっそのこと、朝に寿司でもつまもうか…、ってありそ鮨しってお店を選ぶ。カウンターが中心で朝の寿司の盛り合わせもある。けれどグランドメニューからも選べるというので決めた。
お好みで寿司を一貫から握ってもらうこともできる。けれどオモシロイのが「お決まり」の4貫単位の盛り合わせがある。全部で5種類。4貫1300円のお決まりが4種類、2900円の盛り合わせが1種類と全部で20貫分。

2皿で小腹が満たされる。
3皿食べればほどほどお腹が満ちて、全皿食べればほぼ今日の仕入れのネタが食べ切れるというたのしい提案。
しかもひと皿ごとにしっかりテーマがあり、しかもどれもに必ずマグロが入ってる。
よく考えられているなぁ…、って思ってお決まりを3皿たのんだ。
2の皿、4の皿、そして贅沢な5の皿。
にぎりたてを一貫づつ。お皿ごとの順番で握りたてがやってくる。
2の皿のテーマは塩もの。
マグロの赤身に粗い岩塩がのせられて、ひんやりとしたマグロの食感、旨味に軽い酸味が素直に口に広がる。
ヒラメは塩と潰した梅干し。ヒラメ独特の臭みはなくて酸味と塩で旨味が膨らむ。ケンサキイカは噛むととろける。とろけて塩と混じって甘みが強くなる。生ダコはそれそのものが甘くてずっと口の中に居座り顎をよろこばす。
4の皿は仕事をほどこした寿司がテーマ。ねぎとろ軍艦で口をあまやかし、甘いつめを塗った煮穴子はたちまちとろける。ツメの香ばしい香り、味わいはなかなか上等。キリッと〆たコハダに香りの強いスズキとどれもなかかに良い。

ちなみにシャリは小さくて、この2皿でやっとお腹が動きはじめる。
それにしても朝のコトです。
寿司を食べようというお客様はほとんどおらず、握り手さんをボク独り占め。
だから一貫食べると間髪入れず次の一貫がやってくる。
そのタイミングの良さにニッコリします。
最後のお皿の寿司がはじまる。
まず大トロ。脂がキレイな筋状にはいったまるで牛肉みたいな色合い、姿の大トロが口の中でひんやりとろける。とろけてシャリを絡み合いおいしいったらありゃしない。
続いてアワビをコリコリと。甘鯛のネットリとした噛みごたえをたのしみ最後にタイラガイ。タイラガイに限ってはもっと分厚く切ってシャリにのせたいなぁ…、と無粋なことをしみじみ思う。オキニイリ。

いい構成です。あれこれ注文するのもたのしい。けれど駅の中という先を急いで食事をしがちな場所ではこういう4貫単位の注文って便利でたのしい。プレタポルテのお決まりじゃなく、ス・ミズーラって感じがなんだかオモシロイ。
最後にカッパの細巻きたのむ。普通の細巻きの半分ちょっとの分量で、一人前が4切れという量が粋で、しかもきゅうりを太いまま、ゴリゴリとした歯ごたえとみずみずしさがボクは好き。
あおさの味噌汁がついて朝のひと揃え。ちょっと値段ははったけれどもこういう寿司の食べ方も悪くないなと思ってニッコリ。また来よう。

 

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コメント

  1. Leocco

    素敵な朝ご飯〜〜!憧れまーす。

    美味しそうですねぇ。豪華な朝ですね。
    素敵なお店ですね。

    私も満たされます。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Leoccoさん
      手軽な値段の朝の盛り合わせの鮨にしようと思ってお店に入ったのですが、お店の空気が思った以上に凛としていて、お店の人がかっこよかったので贅沢しちゃいました。
      満足です。

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