朝からメロンを食べるジジイにいつかなりたい(笑)

さて8回目の月命日。クリスマス直前の街はコロナの影響があるとは言っても浮かれた感じで、寂しさひとしお。
帝国ホテルのなだ万で和朝食食べ、気持ちをゴキゲンに整えましょうとやってくる。
さすがにロビーのデコレーションはうつくしく、しかも華やか。多くの人が写真撮影にいそしんでらっしゃいました。ボクもパシャッ。
ここではメニューを見ることは滅多になくて、ほぼ初めて見たメニューに4400円のメロンを見つけて目が覚める。サービス料と消費税をつけるとなんとほぼ5000円。和朝食より高いメロンをたのむ人が少なからずいるんだなぁ…、と思うと東京ってスゴイ街、帝国ホテルってスゴイ場所って気持ちが震える。
一日も早く腰が曲がったじぃちゃんになって、杖を付きながらヨボヨボ食卓についたら、長ぁい咳をしながら「メロンをおくれ」って言ってみたい。禁色に出てくる老作家、檜俊輔みたいな感じ(笑)。まだまだそうなるには修行のたりぬ若輩者のボクであります。

お粥の定食をもらって食べる。
いつものごときうつくしき膳。
大きな器に白粥たっぷり。その器にも炊き合わせの入った器も、そして汁の椀にも蓋がかぶさる。
茶碗はひっくり返して置かれ、割り箸は和紙の袋に入ってる。
食べるために蓋を開けて器を正しくひっくり返し、箸を取り出し2つに割って食べる準備がやっと整う。日本料理を食べるとは、儀式に似てるって思ってニッコリ。
粥を茶碗に移してそこに餡をたらり…、でびっくりしました。
ここのお粥の好きなところは普通の銀餡でなく梅の酸味と風味がたのしい梅餡が用意されてることなんだけど、なんと今日。はじめて梅餡じゃなくて鼈甲餡が添えられていた。

日本の粥にはこれが普通で、出汁の旨みと醤油の風味が口に広がり、これが日本の料理なんだと思い知らされるようなおいしさではある。けれどやっぱり梅餡が食べたかったなぁ…、って思ってちょっとがっかり。
今だけなのか、それともこれからずっとしばらくこれなのか。かなり気になる。どうなんだろう。
皮までしっかり焼けた鮭。下にはかまぼこが一枚隠されていてそれも上等。出汁のおいしい炊合せ、だし巻き卵に煮物、おひたしとどれも同じ出汁の味。お粥の餡も同じ味にてちりめん山椒をちらして食べても同じ趣向の味のまま。梅味の餡が好きだった理由がわかった。もったいない。

 

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朝食を終えて一階ロビーのランデブーランジでコーヒーにした。
他の飲食店と同じ時間にスタートしてた、ここも若干早目の開店。和朝食を食べ、直後においしいコーヒーを飲めるというのがホテルという装置のステキでうれしいところ。
うやうやしいサービスと、お代わり自由というのがうれしく、しかも非日常感を思う存分味わえる高い天井、大きな空間。ありがたい。
それにしてもラウンジの至るところに青い照明。クリスマスカラーといえば赤に緑というところ、店全体が青く光るというのはアナ雪的…、って思ってなんでと聞いてみた。そしたら「コロナブルーライトプロジェクト」に共感してというコトで、なるほどそうか…、と合点する。

 

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コメント

  1. りんご

    サカキさん

    青色ダイオードは世紀の大発明だということですが、私もクリスマスカラーは赤と緑であって欲しい派閥の一員です。
    冷え込みの厳しい聖夜になりそうです。
    暖かくして、どうか心穏やかに過ごされますように。

    • サカキシンイチロウ

      りんごさん
      今年のクリスマスは特に寒さがしみます。
      今週末から年末にかけて、北日本では大雪だということ。雪が振ってもウィンタースポーツに打ち興じることができるわけでなく、いつもと違う冬にいささか戸惑っています。
      りんごさんも温かくされてゆったりとした冬をお過ごしください。

  2. batten

    職場の京都と大阪の朝食粥は鼈甲餡です。料理は昆布勝ちの出汁に薄口醤油、関東の煮炊き物は濃口ですから似てきますね。
    どんなに美味しくても味付けの強弱があっても同じトーンなのは飽きます。
    フランス人の本音が判りますが、還暦近くになると食事の多くが和食になりますねぇ。

    • サカキシンイチロウ

      battenさん
      瓢亭さんの鼈甲餡のおいしさには、京の食文化の底力を感じさせてくれますネ。
      還暦を過ぎると和食が食べたくなるだけでなく、和食を作るのが上手になります。DNAですね。

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