朝からガパオ、トムヤムクン

東京駅から出発の朝。今日は東海道新幹線。
今週は新幹線の移動がたくさん。かつて新幹線に乗るのは特別なことだったのに、今じゃまるで当たり前。飛行機に乗る…、ということも同じように特別なことじゃなくなった。
今の人は「移動する動物」。インターネットで遠くの人が簡単につながることができるようになって、果たしていつまで「移動する動物」でいられるんだろう…、って思ったりもする。オモシロイ。
「マンゴツリーキッチン」で朝食。
タイ料理のお持ち帰りコーナーがメインの店で、イートインが併設されてる。持って帰る料理も、店で食べる料理も基本同じというのが特徴で、お店で食べる人にとっては速くて便利。持って帰る人にとっては、レストランの料理を持って帰る贅沢感が味わえる。

ガパオライスが売り物で、豚、鶏、牛肉、それにシーフードと四種類のガパオが揃う。
一番好きなのはシーフード。
イカをメインにエビやアサリに貝柱。
そのままのモノもあれば、刻んでミンチになったのもあり。
茄子やピーマン、パプリカ、タケノコなど野菜と一緒にスパイシー味に炒めてご飯のサイドに装う。
ビリビリ辛くて、しかも魚介類に独特の強い旨味がなんともおいしい。味のベースになっているナンプラーがそもそも魚の味だから相性いいことこの上もなし。
小さな卵で作った小さな目玉焼き。トムヤムクンをセットにつけて朝のお腹をあっためる。

日本人は世界三大なんとかっていうのが大好き。ちなみに三大スープのひとつがトムヤムクンだって言われてる。
たしかに不思議な味わいです。酸っぱい。旨い。エビの風味がしっかりしていてほのかに甘く、中の沈んだハーブ類の苦味が味にくっきりとした輪郭作る。味の要素のほとんどがスープの中に溶け込んでいる。沈んでいるけどエビに野菜に袋茸と具材もタップリ。おかずにもなる。
ジャスミンライスに目玉焼き。黄身の甘みがガパオでヒーハーする舌なだめておいしくさせる。時間によってはジャスミンライス独特のすえた臭いがこの界隈をバンコクの路地裏みたいにさせるところもオモシロイ。
グリーンパパイヤのサラダも案外おいしくて、現地の人なら臆せず砂糖をバンバンかけて食べるだろうけど、ボクは使わず腹一杯。

 

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新幹線のお供に春を買って乗る。

ディーンアンドデルーカのフレッシュイチゴ。
ヘタをとった凍った苺をジャジャっとミルクと一緒にブレンダーで砕いただけ。
ほんの少しのシロップ入れて甘みととのえ、小さなカップにタップリ注ぐ。

一口ごとに春が鼻から飛び出してくる。
甘くて酸っぱく、苺独特の華やかで優雅な香りにウットリします。
シャリシャリ凍った苺の粒が喉をひっかくような感覚。
舌に触ってしばらく残る種の感じも、春の命がココにあるんだと思えばたのしい。オゴチソウ。

 

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