昼の坂内、イエメシの夜

昼、喜多方ラーメンの坂内。家の近所にあって、たまにくる。
最近のラーメン店にありがちな押し付けがましいほどの元気であったり、ラーメンラブ的情熱過多とか脂の匂いと無縁なお店。昔のラーメン屋さんってこんな感じだったよなぁ…、って素っ気なさがむしろ好き。
近所にラーメン店がそんなにない…、ということもあってでしょう。
案外混んでて、今日もにぎやか。カウンターに座って食べる。
昔は本当にラーメンしかなかったお店。それでは集客がむつかしいということなんでしょう…、小さな丼ものや餃子がサイドについたセットが用意されるようになった。チャーシュー丼と味玉付きのらーめんセット。それに粗みじんにした玉ねぎ添えてひと揃え。

やってきたラーメンをみて、アレッて思った。
チャーシューに脂がまるでついてない。
もともと脂が少なめの四角いチャーシュー。でもひと切れひと切れに必ず少量の脂がついてそれがくちゃっと潰れる感じがおいしかった。
肉の部分が変わったのでしょう。
おそらくコストダウンのせい。
それにスープに若干のけものくささを感じるようになって、何かが変わろうとしているんだなあ…、って心配になる。
麺は相変わらず平打の縮れ麺。チュルチュルしていて喉越しなめらか。スープもほどよい感じだけれど、若干、濁っているのがおそらく動物臭さがするコトと理由は同じ。もったいない。

味玉をどう使おうか…、と思案してひとつはチャーシュー丼の上、もう片方はラーメンの上にのっけてムチュンと食べる。チャーシューは蒲焼味のタレがおいしく、タレのついたご飯だけでもなかなかいける。味付け玉子の黄身の状態がいつも同じで、こういうところもひとつの科学…、オモシロイなぁって思ってパクリ。
刻んだ玉ねぎを麺の上にドサッとのっけて胡椒をたっぷり降り注ぐ。脂や獣臭さがこれできれいに収まって、生の玉ねぎがシャリシャリ、スープと一緒に口の中で潰れる感じがオモシロイ。辛味に苦味、そして香りが際立ってお腹も満ちた。日曜日。

 

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夜にイエメシ。
シズラーのサラダバーにあるオキニイリのサラダを作る。
セロリとキュウリをざく切りにして塩を胡椒で揉んで下味。
カニカマとあわせてマヨネーズであえて胡椒で風味付け。カリカリムッチリ。カニカマの味と香りで味が整う簡単レシピ。
オキニイリ。

それからパスタ。
ブロッコリーを塩ゆでしオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子と炒めて崩す。そこに昨日の釜揚げしらすの残りをたっぷり。固茹でにした長時間乾燥のパスタをくわえて、茹で汁とともにタプンタプンといためて合わす。みじん切りにした大葉をくわえ、鍋の中のすべてが混じって乳化したのを合図にお皿に移して食べる。崩れたブロッコリーが素材すべての甘味をすいとり緑のソースのように振る舞う。満たされました、風呂にする。

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