昼のレバンテ、的矢の生牡蠣、カキピラフ

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丸の内で仕事を終えたらランチどき。おいしい牡蠣を食べにレバンテにくる。
有楽町の東京フォーラムの2階の一角。ビル本体からガラスの箱が突き出したような作りをしていて、中に入ると木々の緑の中に浮かんでいるような不思議な感じになれる空間。
なぜなんだろう…、ボクが来るときは必ずといっていいほどおじさまグループが昼から宴会。そのにこやかで明るいムードを間近に感じて、ボクの気持ちもどんどん明るくなっていく。まだランチタイムは始まったばかりでそれでいい席もらってニッコリします。

lev-matoyalev-namagaki先日きたとき、タッチの差で的矢牡蠣にありつけなかった。
なんと「明日から入荷なんですよ」って言われてそれで普通の牡蠣のフライを食べた。
今日はしっかり的矢牡蠣の入荷がある。
しかも生牡蠣の用意があるというのでまずそれ。

ステンレスのお皿の上に氷をタップリ。
そこに殻付きの牡蠣が3個。
殻はキレイに外してあって、けれど外した殻の片側を元にもどしてあたかも岩場からとってきたばかりのような装いが、食欲誘ってまずステキ。
殻の蓋をとる。中にはキレイな牡蠣が収まり、貝柱でしっかり殻にくっついている。
ナイフで自分でそれをこそげて味わう趣向。
食べやすいよう殻から外してあるのもいいけど、身と殻の間にそっとナイフを添わせ、カシャッと落とさせ柱を削る。その瞬間に口いっぱいにヨダレが噴き出す…、その感覚が格別たのしい。

柱を外したらナイフで形をまとめたところにレモンをシャッと一搾る。
貝殻を唇にあて、ちょっと角度をつけるとスルリと口の中へとやってくる。ひんやりなめらか。磯の香りが鼻から抜けて塩の旨みが舌を潤す。
やさしく噛みます。
クチュっと歯切れて牡蠣の旨みが口のすみずみ満たしてく。トロンとなめらか。腹の部分の甘みが最後にやってきて、肉感的にしておいしい時間の幕引きをする。あぁ、オゴチソウ。そんなステキを3度ユックリ繰返し、お腹の準備が整ったとこで、今日のメインがやってくる。

levanピラフであります。
牡蠣ピラフ。
お皿の上にこんもり山なすご飯の間に牡蠣がゴロゴロ混ざってて、あさつき、小さなブラウンマッシュルームがみてとれる。
それがテーブルの上におかれるために、目の前、ササッと通過する。その段階ですでにおいしい香りがしてくる。
腹がなる。

牡蠣のスープで炊き上げられたパラパラご飯。
表面に粉を軽くはたいてこんがり焼き上げた牡蠣の焼き色がうつくしく、緑はネギ…、と思いこんでた目にグリーンピースが飛び込んでくる。
ポタージュスープとソースポットにデミグラスソースが一緒にやってくる。

スプーンですくってハフっと一口。
バターの香りと牡蠣の風味が口いっぱいにひろがっていく。牡蠣のソテもバターの香り。ご飯と一緒に軽く炒めて仕上げてるのでしょう…、固めに炊けたピラフがパラリと舌の上を飛び跳ねながら転がり、消える。
おいしいなぁ…、牡蠣も確かにおいしんだけど、すべての味を吸い込んだご飯がおいしく、とても上等。お米の粒が、口を転がり喉にすべりこもうとするのを奥歯でとらえて噛みしめる。コツコツ奥歯をたたきながらユックリ潰れて牡蠣やバターの旨みをにじませユックリお腹に流れ込む。

lev-p1lev-p2あぁ、シアワセでしょうがない。
ソテした牡蠣はクシュッと潰れる。
潰れながらもずっと牡蠣のままでいて、旨みジュースを吐き出しながらご飯とまじる。
デミグラスソースをちょっとかけて食べてみる。
ピラフだけで十分おいしく、なにも足さずに食べてみようと思ってた。
ところがそんな決心が、あっけないほどもろく崩れる。

牡蠣の旨みに牛肉系の旨みと深みがくわわるのです。その味わいは濃厚で、牡蠣と肉って相性がこんなにいいんだ…、って感心しちゃう。
牛肉の脂がご飯をスベスベさせて、口の中を転がる感じに拍車がかかる。
この組み合わせを考えた人って意地悪だなぁ…、だって一口ソースをかけて食べるとソースをかけずに食べたピラフの味がなんだかなつかしくなり、ピラフだけを食べるとソースが恋しくなっちゃう。無限にずっと食べられそうな味わい深さにノックアウトされちゃうおいしさ。

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それにしてもさまざまな部分がとても丁寧です。
例えばポタージュ。じゃがいもを炊いて裏ごししたモノで、とてもなめらか。しかも温度がちょうどよく、カップに入ったままでフーフーせずともススッと飲めてお腹を温める。上に浮かんだクルトンも焦げた香りがあたらしく、噛むとカリッと香ばしい。
生牡蠣のために用意されてたレモンの皮。ナイフを入れて黄色と白の縞模様。目に美しい上、搾りやすくてしかも香りが際立つ工夫。
すべてに適切。これは残してなるものか…、と一粒残らずキレイにお腹の中に収める。オゴチソウ。

 

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