昼のぼてじゅう、オスロのティー

昼、ぼてじゅうでお好み焼き。
粉物が何故だか無性に食べたくなって、それで新宿サブナードにあるお店に来ました。
大阪だったらいたるところにお好み焼きのお店があるに違いなく、でも東京では探してわざわざ行かないと見つからないのがお国柄。カウンターの中に厨房。テーブル席が5つほどという小さなお店。
厨房でお好み焼きを焼くのは若い男子スタッ日。いかにもアルバイトって感じの雰囲気ではあるけれど、浦辺粂子さんにそっくりのおばぁちゃまが元気にサービスするのがとてもよい味わいの店。お好み焼きのお店って男が偉そうにしているよりも、おばちゃんたちが元気な方がおいしく感じる。料理自体が「女料理」だからでしょうね…、ホッとする。

手軽な値段のランチメニューが8種類ほど。
人気らしいのは小さなサイズのお好み焼きや焼きそばのコンビネーション。
ハーフサイズのお好み焼きとオム焼きそばのハーフサイズの盛り合わせを選んでたのむ。
ランチセットにはサラダと飲み物がつくものと、ご飯と味噌汁がつくものがある。そちらの方は「大阪セット」と名前がついてて、迷わず大阪セットを選ぶ。こってりとしたソースに口が疲れないようにするためには、ごはんや味噌汁の力を借りて食べるのが吉。
だから大阪セットを選んだ。で、やってきたのは白ごはんじゃなくて炊き込みご飯。サービスのつもりなんだろうと思うのだけど、これが余計なお世話であったコトにのちのち気づくことになる。もったいない。

お好み焼きは豚玉です。いろんな具材があるけれど一番相性がいいのは豚と玉子の組み合わせ。ソースタップリ、マヨネーズの上に練り芥子でひとすじ模様を描くやりかた…、ぼてじゅうらしさ。うつくしい。
オムレツで巻かれた焼きそばの具材はイカ。これも焼きそばと相性がよく、イカの旨味が焼きそばをおいしくさせる。焼きそばの上のオムレツを剥がしてご飯の上にのっけてご飯をくるんで食べてみる。…、と、炊き込みご飯に味がありそれ以上の味が玉子とソースにのっかっていて、口の中が味まみれ。
白ごはんだったら良かったのになぁ…、白ごはんにごま塩がかかったものがお好み焼きのお供にゃ一番。過ぎたるは及ばざるが如しでござった。
かつお節がたっぷり用意されていて、お好み焼きにパラっ。焼きそばにフワッ。そして炊き込みご飯にたっぷりほどこし、パクパクハフハフ。お腹いっぱい…、デンプンまみれの昼のコト。

 

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食事を終えてちょっとお茶。同じ地下街にある「オスロコーヒー」って店にくる。
新宿でかつてオスロといえば「オスローバッティングセンター」のコトだったのにネ…、って思って笑う。最近、いろんな場所に増殖しているコーヒーチェーン。北欧がテーマの店の雰囲気がちょっと独特。女子好み。
せっかくだから女子力高い飲み物たのんだ。
3種のベリーのアイスティー。
デキャンタの中にベリーを沈めところにアイスティー。ベリージュースも加えて甘酸っぱくしたものがタップリ。氷をギッシリ詰め込んだグラスの上にはレモンにハーブ。一口、二口なら多分おいしい甘酸っぱさで、デキャンタ一杯分はもてあます。まだまだ女子力、足りません(笑)。

 

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コメント

  1. Eiko

    女料理、男料理、という表現があるのですね…初めて聞いたので他にもどんな「女料理」があるかな…と考えながら拝読しました。
    …麺料理は男料理?
    想像が膨らみます♪

    • サカキシンイチロウ

      Eikoさん
      ボクが勝手に呼んでいるだけなんです…、男料理、女料理。
      女の人が作ってくれたほうがおいしそうな料理は女料理。その逆が男料理。例えばうどんは女料理だけど、ラーメンは男料理。鍋も寄せ鍋は女料理だけど、すき焼きは男料理…、って感じになるでしょうか。
      食堂も男食堂と女食堂があるように思うんですよ。

      • Eiko

        サカキさんのオリジナル見解なのですね~

        確かにうどん=女、ラーメン=男。
        私にとってはお好み焼きは女料理、焼きそばが男料理だなぁ。。。
        この考え方、楽しい。
        食堂の男女はわかる気がします。男性気分で行きたいときと、女性気分で行きたいときがあるお店ってありますよね。

        • サカキシンイチロウ

          Eikoさん
          今日は女子力を発動させてやろう…、ってときがボクにもありますもん。
          焼きそばはたしかに男料理ですね。ねじり鉢巻が似合います。

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