昼のはしごのダーローサンホンメン

銀座の昼にはしごを選ぶ。
何屋とこの店を分類すればラーメン展ということになるのだろうけど、ラーメン屋と言い切ることにはいささか抵抗があるお店。
担々麺がメインのお店。麺もスープもトッピングも、いわゆるラーメン店とは一線を隠した独特のものだから、ここは「担々麺屋」と言った方が居心地良いように感じたりする。
往々にして他の担々麺のお店も「ラーメン屋」と自らを称するよりも「担々麺屋」と言うことが多いように感じる。オモシロイ。
創業1964年と言うことですから、担々麺屋としては老舗中の老舗ということができるのでしょう。間も無く還暦店舗でござる。開店と同時に到着。お好きなところにどうぞと言われ、カウンターのど真ん中を選んで座る。

カウンターだけ。けれど厨房は壁で隔てられた奥にありカウンターの中は純粋にサービス動線。カウンターの幅は広くて椅子もゆったり。落ち着ける。
「ダンダンメン」と称する担々麺と、「酸紅麺」と書いてサンホンメンと読ませる麺が二枚看板。
一番人気はダンダンメン。そこにこれまた一番人気の排骨をトッピングにした排骨担々麺をほとんどの人がたのむのだけど、ボクは二番人気のサンホンメンに二番人気の「太肉」をのせて食べるのがオキニイリ。ちなみに太肉。ホロホロに繊維がほぐれるほどに煮込んだ豚肉のことで「ダーロー」と呼ぶ。今日のお昼はそのダーローサンホンメン。麺は硬めで注文しました。

真っ赤なスープ。
すごく辛いように見えるけれども、辛さはほどほど。
むしろ酸味がキリッとしっかりしているスーラータンメンのスープのような味わいで、スープ自体の旨味が強い。
辛み、酸味はスープの旨味にくっきりとした輪郭つけて奥行き作るための工夫でだからゴクゴク、ずっとスープを飲んでいられる。

気持ちの持ちようでいろんな味に感じるのです。あぁ、酸っぱいと思うと次のひと口は自然な甘みを感じたりする。脂であったり化学的なあれやこれやにたよらぬ味であるからこその、小さな発見の積み重ねのようなスープのおいしさにいつもながらウットリします。

麺は極細。なのにザクザク歯切れてちらかり、熱いスープの中でも決してへこたれない。それゆえおいしいスープを一層おいしく感じさせてくれるのがありがたい。
脂をほとんど落とした状態でしっとり炊かれた豚肉はそのまま食べるとバッサリとした食感で、スープに浸して食べるととろける。サービスでご飯がついてくるので今日は茶碗半分。龍馬たくわんをのっけてパリッと食感たのしむ。
ちなみに誘った友人は一番人気のパーコーダンダンメン。排骨をひと切れもらってご飯と食べる。中華スパイスに軽いカレーの風味が衣に混じっててスープを吸わせるとぽってり衣がおいしくなってく。ほどよくお腹が満たされる。

 

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