キング軒の汁なし担々麺をまぜ、夜に麻婆春雨を作る

タナカくんとはいろんなところに旅行した。国内の旅行のほとんどがボクの仕事に引っ掛けたついでの旅で、けれど数少ない「そのためにした旅行」のひとつが広島旅行。
そして数ある旅行の中でもゴキゲンな思い出に満ちたものがその広島旅行でありました。
コロナがひと段落したまた行こう。おいしいものにたのしいお酒、ゴキゲンな友人に会いに行こうよね…、って言っていたけど叶わなかった。今度行ったら「汁なし担々麺」を絶対食べるとも言っていて、そういえば銀座の広島物産館に汁なし担々麺の名店、「キング軒」がイートインを出してるんだよ。食べに行こうか…、って言ったら広島まで行って食べるから価値があるんだって行かずにおいた。なかなか旅行もできないから、ちょっと予習をしておきましょうとやってきてみた。

広島のお好み焼きやうどん、ラーメンをおいしくしてくれる「観音ネギ」の大盛りっていうのがあって、それを試した。
麺の上にこれでもかってたっぷりのネギ。30回以上混ぜて食べるんだ…、って書いてあるから1、2、3って数えながらひたすら混ぜる。すると麺とネギ、下に沈んだタレがからんでおいしい匂いが噴き上がる。唐辛子の辛い香りに山椒のヒリヒリするような香りが混じって、徐々にとろみもついてくる。
さぁ、食べごろと口に運ぶと香りにむせぶ。山椒の刺激臭がコホコホ咳を誘うもそれに負けず味わうと、これがおいしい。
極細ながら歯ごたえがよい麺がザクザク歯切れる感じ。歯切れて口の中でバッサリちらかる様子も心地よく、たしかに辛くておいしいけれどこれは麺の食感をたのしむ料理なんだろうなぁ…、と思って味わう。さて本場モノをたのしむ機会はいつ来るか。それまで元気でがんばろう。

 

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なんだか麻婆春雨を無性に食べたくなって作った。
奈良の春雨。
細くてハリがあるうえ煮汁やタレをぐんぐん吸い込んでくれる煮炊きするのにぴったりなもの。
硬めに茹でてしぼっておく。
麻婆豆腐のレトルトパックのタレを使って、具材は刻んだ白ネギと豚ひき肉だけ。
ひき肉に胡椒をたっぷり挽いて混ぜ油をひかないフライパンで弱火で焼く。
動かさず。触らずそのままほったらかしてしばらくすると脂が出てくる。ヘラを使ってひっくり返すとこんがり揚がったように焼けてる。再びじっくり表面焦がしたところにネギとタレに春雨。ざっくりざっくり混ぜ合わせクツクツさせたら出来上がり。ところどころに塊のままで焼けたひき肉が残ってそれがホツホツサクサク、歯ざわりがよい。

ご飯にのせて食べるとおいしい。今日はブイヨンで軽く風味をつけて炊いたご飯でそこに赤唐辛子の辛みや山椒の痺れが混じって、ヒーハーおいしい。
クニュクニュしてて、なのにコリコリ歯ごたえのある春雨の食感もまたたのしくて食がすすんでしょうがない。
使い残したひき肉におろしたお麩をあわせてこねてハンバーグに焼き上げる。お麩を入れると肉汁を蓄えしっとり、ふっくら仕上がる。ウスターソースとマヨネーズ、チーズをまぜてソースにしこれが案外おいしくニッコリ。キュウリを叩いてトマト、オリーブオイルと一緒に揉んだ漬物なんだかピクルスなんだか、サラダなんだかわからぬ一品。今年はキュウリをおいしく感じる。お腹がさっぱり、満たされる。

コメント

  1. kiko

    さらっと書かれたレシピに美味しいヒントがてんこ盛りですね。ひき肉ラバーなので試してみます。
    因みに、テフロンや鉄のフライパン(中華鍋?)を使い分けされていますか。

    • サカキシンイチロウ

      kikoさん
      中華鍋はあるのですけれどなかなか上手に使いこなせず、基本的にテフロン加工の深鍋でなんでも作ってしまっています。
      ひき肉をパラパラにしないで焼く方法は、肉のうま味を閉じ込めてくれる効果もあって重宝します。どうしてもパラパラにしたければ、塊で焼き上げてからほぐすのがいいかも。
      肉から染み出してくる肉汁や脂が透き通ってくるのが焼ききれた目安。肉の嫌な匂いがなくなってくれるので余計な調味料を使わなくてすみますよ。

      • kiko

        はい、扱いにこつがいる鉄のお鍋は家人は使いこなせず、私もちょいちょい失敗します。テフロンの鍋も上手に使えば美味しく焼けるんですね。やはり買ってしまおうかしら。ひき肉の焼き方のこつ、ありがとうございます。

        • サカキシンイチロウ

          kikoさん
          中華鍋が使いこなせればおいしいチャーハンが焼けるのに…、って思いながらもテフロン加工の鍋に甘えてしまいます。
          鉄の鍋は油や脂を吸い込むことで料理をおいしくしてくれます。テフロン加工の鍋肌は油を吸い込むことがないのでボクはほとんど油を使わず焼きます。特に肉類を焼くにあたっては肉の脂だけで十分焼ける。焦げ方が足りないなぁ…、と思ったら追い油をほんのちょっとだけできれいに焼けると思います。

          ほとんどのレシピは昔の鍋で作るようにできているからちょっとした工夫が必要かもしれませんね。

  2. EIKO ISHIKAWA

    挽肉を塊で焼く方法、うちの母がよくやってました!
    財布が厳しかったんでしょうね、挽肉の登場が多かった我が家で、脂っぽいのが苦手だった私のためによく豚ひき肉を焼き切って焼きそばに使ってくれてました(そういえば以前も家計のことをコメントしたらサカキさんが育ち盛りに優しく云々…と言い換えてくださって笑)。

    そうか、旨みを閉じ込める効果も…この麻婆春雨、いい色ですね~私も週末やってみます!

    • サカキシンイチロウ

      EIKO ISHIKAWAさん
      ひき肉と上手に付き合えるようになるとおいしい料理を手軽な出費で作ることができますよね。
      しかも牛挽き肉、豚挽き肉、鶏挽き肉とそれぞれ違った食感、味わいで混ぜ方次第でいろんな味や食感を作り出すことができるとてもありがたい食材。
      ボクの母はひき肉を焼くときに何度も何度もキッチンタオルで脂を拭っていました。なんだかすごくなつかしくなりました。

  3. サカキbara

    こんにちは。
    ハンバーグのソースを真似させて頂きました。
    マヨネーズの酸味と甘味が美味しいですね。

    • サカキシンイチロウ

      サカキbaraさん
      甘みが欲しいときにはケチャップを入れるとやさしい味になります。ハンバーグを焼いた肉汁と一緒に焼くと味がまとまったコクも出たりする。
      ウスターソースってすごく便利な調味料です。

  4. みるみる

    こんにちは。昨日、上司に連れられて梅田のキング軒へ初めて行ったところでしたので、シンクロしたようで嬉しくなりました!
    セロリトッピングが当たりでした。山椒で口が痺れて、水の味がおかしく感じるのも楽しい。外食も控えていたのですが、久しぶりに楽しいランチになりました。

    • サカキシンイチロウ

      みるみるさん
      ネギのトッピングはどんな麺類にも当たり前にありますが、セロリトッピングって独特だなぁ…、って思っていましたが、「あたり」なんですね。
      セロリの香りやみずみずしさが好きなので次は試してみます。
      山椒が痺れた口が水を甘くとろとろに感じさせるのがびっくりしますが、癖になりますよね。
      同じ料理のことで話題がこうして広がってくのって本当にたのしいですよね。コメントどうもありがとうございます。

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