日曜の朝、日曜の昼

朝、無性に肉を焼きたくって肉を焼く。
豚ロース肉。
ほどよく脂がのっていて、それに軽く粉をはたいた。
塩と胡椒をふってしばらく休ませて、冷たいフライパンの上にのっける。
強火でフライパンを温めていく。
すると徐々に肉の脂が滲んで自分を包み込んでく。
ひっくり返したくなることを必死に我慢し、そのうち肉の端がよじれるように持ち上がり始めた頃にヒックリ返し、一旦、火を止め予熱で芯まで加熱していく。
その間にご飯をトマトソースで炒めてケチャップライスを作る。
具材はパプリカ。ピーマン、玉ねぎ、チョリソ。
ブロッコリーも一緒に炒め出来上がった頃合いに豚肉焼いてたフライパンに再び火をつけオリーブオイルを注いで焦がす。出来上がったらケチャップライスの上にのっけて朝ご飯。お腹満ちます、気も済んだ。

昼ご飯は近所でうどん。オキニイリの松井製麺所にやってくる。

香川県でうどん屋さんをやってた人がそちらをたたみ、心機一転、東京で商売はじめた。しかも出店場所に選んだのが四谷三丁目という、そこに住んでいるボクにとってはありがたいことこの上なく、けれどこんな地味な街で大丈夫なんだろうか…、と最初は思った。
大きなプロモーションをしたわけじゃなく、だから最初はかなり苦労をしたようだけど徐々に人気が定着。今ではいつも賑わうお店にしっかり育った。
営業時間は11時から夕方5時までと無理せぬ営業。
いつも元気で讃岐弁バリバリの気さくなおばちゃん、黙々とうどんを打って茹でるご主人とチームワークも抜群で「よぉ、来たなあ…、ひさしぶりやね」と讃岐言葉で挨拶されると、なんだか里心がちょっぴりついちゃう。オキニイリ。

ひやしぶっかけうどんとひやかけ。
二人でいって一個づつ。
大きなお揚げのきつねに、讃岐名産のエビちくわを天ぷらにしたの。
それからスパムおむすびを追加でたのんでひと揃え。
いりこの香りがフワッと漂うひやかけの汁。
透明で薄い色をしていながら味わいくっきり。塩が出汁の旨味にくっきりとした輪郭をつけて口の中へとやってくる。
太くてゴリゴリした麺にも出汁がしっかりからんでくるのにウットリします。
ぶっかけうどんのタレは濃厚。ちょっと甘めで讃岐の醤油のコクと旨味がどっしりしてる。レモンがひと切れ。それを絞るとレモンの酸味が甘み、旨味を引き締める。

ひやぶっかけにきつねを乗せる。うどんをすっかり隠して丼に蓋したみたいになる大きさにニッコリします。しかも分厚い。甘辛に煮込んでいるから箸にずっしり、重たくそれがよだれを誘う。
ネギに天かす、すり生姜。好きなだけとれてたっぷり、風味を添える。
キツネを噛むとスパッと歯切れる。揚げる前の原料だった豆腐の名残を感じさせるその断面。揚がって穴が沢山あいて、噛むとじゅわっと煮汁が染み出す。甘く焼いた卵焼きとカリカリに焼けたスパムの塩味が口の中で暴れるスパムおむすびもオキニイリです。腹満ちる。

 

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