新梅田食道街にて蕎麦のち新大阪でたこ焼きの午後

umeda梅田に移動。
地下鉄を降り、地上に上がると阪急村の真っ只中にポツンとひとり。
阪急百貨店を中心とした「ムラ」のメインストリートに佇みしばらくボッとする。
人が多い。
しかもみんな足早に行き交い、来ては、通り過ぎてく。
向かう方向はそれぞれで、にもかかわらず誰ひとりとして歩く速度をおとしはせず、ぶつかることなく散っていく。
一定の秩序を持ったカオスな景色に、ただただウットリ。
渋谷のスクランブル交差点もスゴい場所だけど、この広場。人工的な屋根があり一日変わらずこの景色が一年365日。

去年も今年も来年も繰り広げられているんだと思うとただただ畏敬の念を覚えるばかり。
バイオハザードの次の舞台は絶対ここだな。密閉空間でのアウトブレイクはスクランブル交差点でのそれより絶対恐ろしいはず…、って思ったりした。腹が空く(笑)。

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新梅田食道街をぶらぶらします。この梅田の超近代的な大空間に、小さな通路の入り口がありそこに入るとごちゃごちゃとしたまるで裏路地みたいな空間。コントラストにビックリします。さすが祝日。昼から串揚げの松葉がニギワイ、向かい側にあるお好み焼きのきじには行列。洋食のマルマンでランチにしようかとも思ったのだけど、実は気になるお店が2軒、ココにある。
ひとつは「奴」という立ち飲みの店。暖簾の向うにズラリ並んだおじさんたちの間に割って入ることってかなり冒険。抵抗がある。構造的には入りやすいのに、見えない扉があるようでそれでずっと入らずにいる。

soba-namekosoba-miseもう1軒が「御陵院 香雅」っていう店。
そば専門店というのがまずこの大阪では珍しく、かなり上等な店作りにして入りにくさ満点のしつらえ。
入り口脇には「子供は入っちゃだめ」とまである。
おそるおそる入ってみると、おばちゃんだけでやっていて、ボクの前で鴨つけせいろはもう終わり。
麺の大盛りも、麺の残りが少ないからたのんじゃダメと、ぶっきらぼうなものいいにビックリします。
ぶっきらぼうがそのままサービスが悪いという風になっていかないところが大阪のおばちゃんの人間味のあるところ…、かもしれないです。

なめこおろしが気になって、たのんでみると深い器の中に蕎麦。
かなりタップリ。
お江戸であれば確実大盛りくらいの分量がある。
上にタップリ大根おろし、それから自家製なめたけがのる。
これがなめこかぁ…、とこれまたビックリ。
甘めのタレをかけまわしよぉく混ぜてズルンと食べる。冷たく〆た蕎麦はヌルリと喉越しがよく、けれど蕎麦の香りはそこそこ。
食感に味を味わう蕎麦でございましょう。
蕎麦はかなりみずみずしくて、大根おろしもまたみずみずしい。
それに負けないタレのドッシリした味わいと自家製なめたけの甘さがかなりしっかりしていて、蕎麦を食べてる感じが一向にしてこないのがオモシロイ。

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蕎麦を食べるのではなく出汁やタレを味わう料理…、なのかもしれない。
全部を食べて、蕎麦湯をもらう。蕎麦湯の中に蕎麦を溶かして作ったポッテリしたモノで、それをタップリ注いでゴクリ。
かなり熱々の蕎麦湯なんだけど、丼やタレに蕎麦が冷たかったからなんでしょう…、すぐぬるまっちゃう。それほど蕎麦が冷たかったんだと、食べたあとで改め思う。
ポッテリ喉を撫でつつお腹を満たす蕎麦湯とタレの相性はなかなかによく、たしかに出汁が本当においしい。カウンターの上にハサミと赤唐辛子。刻んで好みで入れてちょうだい…、と。ジョキジョキ切って種ごといれて飲んでも辛さを感じないほど、出汁の風味と蕎麦湯の味が濃厚で、これはこれにてオゴチソウ。

 

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soso-takoyaki打ち合わせをひとつして、さてさて移動で新幹線。
西に向かってショートトリップ。
ひさしぶりに九州新幹線の車両にのりたく、それでちょっと時間ができた。
ぼんやりするのがもったいなくて、せっかくだから食べ残した大阪的な料理を食べておきましょう…、と。
在来線の駅舎の中に二軒並んでお店がある。
串揚げの「松葉」。
あるいはたこ焼きの「くくる」のどちらか。
串揚げもいいなと思いはしたのだけれど、ビールや酎ハイが飲みたくなっちゃう。目的地でまたひと仕事しなくちゃいけない。だからココはたこ焼きでとくくるを選ぶ。

カウンターに座ると目の前でずっとたこ焼きが焼かれてく。
いかにも関西的なるふっくらした仕上がりで、千枚通しのような道具でたこ焼きつつくたびにプルルと揺れる様がすでにおいしげ。
ソースをタップリ。鰹節に青のりちらして出来上がり。ジンジャエールをお供にたのみ、ハフハフしながらフウフウ食べる。ソースの香りのおいしいことにはウットリします。
それにネギ。あるいはタコの旨みも深く、何より大きなタコがブルンと出てくるところがまたオゴチソウ。
ただたこ焼きを食べてるうちに、ほんのちょっとだけ乗り過ごしたらあの広島の奇跡のたこ焼きを食べられるのに。たしか明日は卵焼きのお店の開店。ドキドキしながらでも明日はまたまた移動で仕事。しょうがないから我慢する。

so-autionちなみにくくる。
別のお店が新幹線の改札口をくぐった先にも一軒ある。
そちらは小さく、イートインのカウンターはほんのちょっとだけ。
お土産用にできてる店…、のはずなのに。
最近、無粋な貼り紙が扉に貼られるようになった。
「この施設内で買った食品は新幹線には持ち込めません」と。しかも駅構内でも食べられないというではないの。
他にもねぎ焼きや串焼きの店が軒を並べて、どの店もテイクアウトを当初は薦めて頑張っていた。だってこんな小さな店で家賃も高いはずだから、売上あげようと思えば絶対テイクアウトに力を入れなきゃいけないワケ。
おそらく新幹線の中でソースの匂いがどうこう…、とか、食中毒の問題だとかデベロッパーが嫌がる問題が頻発したに違いない。そのうち東京駅や新横浜からシウマイ弁当を持って入っちゃダメってルールが、できたりしたらガチョンでござる。さぁ、移動。

 

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