新春寿ぐ沼津港

新年3日目ともなると、新宿の街は徐々に通常モードになってくる。
とはいえ、飲食店でやってるお店とまだお休み中という店が半々くらいでしょうか。
おそらく明日から本格的に通常モード。新宿三丁目は伊勢丹の街。だからほとんどの店が営業はじめてて、沼津港はどうよ…、と行ってみるとやっていた。
しかもまだ行列はなく、すんなり入れてなんだか運がついたよう。それに座った前が職人さんのスタンディングポジションで、手もみしながらおいしい寿司を食べさせて…、ってニコニコしながら、さて昼ごはん。
ベルトの上の寿司の状態もなかなかによく、それでまずは数の子をとる。シャリがいつもに比べて硬めでしょうか。それとも魚卵のホツホツコツコツした食感がシャリを固く感じさせるのか。どちらにしても味わい深い。寿司屋の数の子ってなんでこんなにおいしんだろう…、ってニッコリします。

続いていつものように貝類。
今日はつぶ貝、北寄がおいしいという。
どちらも若干小ぶりです。
ゴリゴリ砕ける感じのつぶ貝。ふっくらなめらかなホッキ貝。
ところが噛んでくうちに、つぶ貝はとろけ、ホッキ貝はさっくり歯切れる。
歯ごたえの第一印象と食べた食感がまるで真逆になっていくのが面白い。
正月ならではの蒸し鮑。
ふっかりとして、噛めば噛むほどに甘い味わい、強い風味が口に広がる。
オゴチソウ。
それからアオリイカを一皿。
スベスベしていてハリがあり、塩で味わう趣向なんだけどどんどん甘くなっていく。塩の力ってスゴイなぁ…、ってしみじみ思う。

ウニの軍艦はウニがこぼれおちんがばかり。サクッと海苔が歯切れてウニがとろけてシャリをなめらかにする。今日の魚のおすすめはシマアジというのでたのむと、これがねっとりおいしい。正月早々得した感じ。

それから煮穴子。分厚い穴子をふっくら炊いて、味がしっかり沁みたところを軽く炙ったきれいな穴子。そこに甘いつめを塗って食べる。…、とたちまちとろけてシャリと混じって口の中をキチキチさせる。つめの甘みに香ばしさ。穴子の風味が一体となり、あぁ、なんておいしい。オキニイリ。
ブリをたのむとこれがキレイでうつくしい。口に含むとブリ独特の酸味を帯びた旨味に香りが口に広がる。マグロの漬けはひんやりと。これまた軽い酸味がおいしくニッコリとなる。
トロの鉄火とかっぱで〆。トロは手巻きで食べるのが一番おいしいとかねがね思う。脂の風味にとろけが海苔がスッキリとする。きゅうりを太く切り分けて巻いたかっぱはゴツゴツバキバキ、奥歯で砕ける感じがおいしい。みずみずしくって口をスッキリしてくれる。

 

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夜、土鍋でご飯を炊いて夕食。新宿三丁目に出たついでに百貨店の地下で買ったおかずをあれこれ。
酢だこを食べたい…、って思って買って薄造り。実は四国にいた頃、酢だこを食べる習慣がなかった。というか、酢だこというモノを見たことがなく、はじめて食べたのは10年ほど前に友人の家の正月の食卓に並んでいたのを食べたとき。酸っぱくけれど噛みしめるとタコの旨味と甘みが口に残る感じが面白い。
タラの子の炊いたのに釜揚げしらす。いくらをちらして新年寿ぐ。かぼちゃは出汁と日本酒で炊き、京都の漬物を刻んで食べる。鶏の山賊焼きっていうのを買って、茹でたおかひじきに伊達巻で今日のご飯のひと揃え。明日から仕事とあいなります。

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