新春、初の出張、初藤で朝

今年最初の出張の朝。東京駅からはじめる一日にひさしぶりの初藤に来る。
入口脇の壁から突き出すように陳列された、商品サンプルがあいもかわらず勇ましく、寝ぼけ眼を目覚ますたのしさ。
さて今日は何にしようか…、としばしサンプルをじっと眺める。
卵焼きやら目玉焼き。豚汁、豚の生姜やき。焼き鮭などがずらりと並ぶ。どれも670円。お値打ち感で選択するならどれなんだろう…、と観察する中、いつもはスルーする「納豆定食」に目がいった。
その納豆定食も670円と、生姜焼きと同じ値段。ただよく見ると、納豆以外にマグロのぶつや山芋とろろ、冷奴などがついている。主役の納豆以上に魅力的にすら感じる内容。食べてみようか…、とボタンを押した。

せっかくだからついでにだし巻き玉子を単品で買い、案内された大テーブルに座って手渡す。
玉子焼きは時間がかかる。だから後でもいいですかと言われて了承。
ご飯は半分にしてくださいねってお願いをしてひと揃え。
まずは納豆定食がやってきます。
お膳の真ん中には納豆、ネギに練り辛子。
手前に味付け海苔が一袋。ご飯に汁と並んで揃いおそらく普通ならばこれに漬物程度で納豆定食は成立する。しかもココの納豆はパックじゃなくて器に入ってくるのもうれしく、量も大量。
ちなみにボクは納豆を練らずにそのまま。ご飯の上にも乗せず、混ぜずにそのまま食べる。醤油をほんの少々たらし、ちょこんと芥子をのっけてパクリ。口の中でコツコツとした豆がとろける食感たのしみゴクリと飲み込む。おゴチソウ。

それからサイドの料理の数々。
マグロのブツは大きなサイコロ状に切り分けられた赤身で、色は明るめ。
キハダマグロあたりかなぁ…。
ひんやりとしたマグロ独特の冷たい食感。
ねっとりとろけて、軽い酸味を残してお腹におさまっていく。
かなりたっぷり山葵をのっけて食べても辛味を感じぬ独特。山葵の代わりに芥子をのっけて食べるとなんだかイタリア料理みたいな香りがしてくるところもオモシロイ。
山芋とろろはあらかじめ出汁で割って風味、味わいをととのえてある。
青のりパラリ。これにも山葵を足してツルンと味わい食べる。納豆と同じくご飯にのっけずそのまま。ご飯がズルズル、滑るようになっていくのが苦手なもので、へんてこりんな食べ方をする。
冷奴の豆腐が案外おいしくびっくり。ずっしりとした重たい豆腐で、豆の旨味がしっかり伝わる。醤油はかけずそのままに。豆の旨味を堪能します。

そうこうするうちにもうひとつのメインディッシュの玉子焼きが、焼かれて到着いたします。
関西のだし巻き卵のようにフワフワ、ふるふるじゃない。
カチッと表面焦げて仕上がり、フルンとやわらか。けれどしっかり食感がある。
出汁の香りは最小限で、玉子自体の香りと風味がガツンと口に広がるおいしさ。醤油をちょちょっとかけて味わう。醤油が玉子を甘くするのがオモシロイ。
マグロのブツに山芋とろろをかけて山かけ。
マグロにかけたねっとり感がとろろでしっかりおぎなわれ、旨味も強くそれぞれ別に食べるより一緒に食べると数段おいしい。オモシロイなぁ…、マリアージュ(笑)。ひじきの煮たのにきゅうりの柴漬け。ご飯のお供も充実し、こころおきなくお腹は満ちる。ありがたきかな…、日本の朝のおゴチソウ。

 

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