新宿駅の利久で朝

日帰り移動の水曜日。新宿駅で朝食をとる。
新宿駅の南の南。ちょっと遠くをみればもう隣の代々木駅がみえるところにできた駅舎の構内が、ちょっとしたショッピングセンターの様相呈して朝からニギヤカ。
利久があります。
仙台牛たんの専門店でとても小さい。6人ほど座れるカウンターにテーブル2つ。その席数に比べて厨房は大きく、カウンターに座るとガラスの壁を隔てた向こうで料理ができるところが見える臨場感にあふれるお店。
駅構内ということもあってか先払い。先を急ぐ人も多いから、食べたらすぐにお店をあとにできるというのがいいのでしょうネ…、お金を払って番号札をもらって席に着く。カウンターの一番端にちょこんとすわって厨房の中をぼんやりみます。

ちょっと時間がかかります。
炭の上に置かれた網に牛たんを並べてこんがり。
煙が揚がって焼き手の職人さんの顔がぼんやり煙っていくのを見るとお腹がグーッとなる。
煙の量が徐々に少なくなっていって、それに合わせてご飯やスープがお膳の上に並んでく。あれがそろそろボクのところにやってくるんだって思うと再びお腹がグーッ。やってくる。
牛たんの中でもやわらかでしめの細かい芯の部分を分厚く切り分け焼く「極み焼き」。
それを3枚。一枚を2つに切り分けて焼いているから都合6切れ。白いお皿の上にズラリと並んででてくる。焼けた牛たんの横には白菜の浅漬けに青唐辛子の南蛮味噌。牛たんの端材の佃煮。テールスープに麦ご飯。麦ご飯と言えばやっぱりとろろが欲しくなるから追加。朝のゴチソウ…、ひと揃え。

それにしてもおいしそうに焼けてます。
深く切り目を入れた牛たんが、めくれるようにこんがり焦げる。
表面には小さな穴が無数にあいて、そこから脂が滲んで出てきてタンを揚げるようにする。
だからサクサク。
ザクッと歯切れる。
歯切れた途端に炭であぶられおいしくなった脂の匂いがフワッと鼻から抜けていく。
牛たんの芯の部分はネットリしてる。
強い旨みになめらかな舌触り。
舌と舌がふれあって、フレンチキスをしているみたいな肉感的なるオゴチソウ。
お皿の端に赤唐辛子の粉をパラリと。赤唐辛子の粉を牛たんにたっぷりまとわせ食べるのだけど、辛子が辛く感じぬほどに脂が強い。脂と唐辛子がまじると辛味が甘みに変わる。唇ヒヤッと脂で冷たく感じるところに麦飯頬張る。あぁ、うまい。

とろろに醤油をほんのちょっとだけたらして混ぜる。麦飯の上にとろりと注いでハフっと食べると、麦飯の熱でとろろをあっため、とろろの香りがふわりと漂う。スベスベ、舌の上を転がっていく。
テールスープのネギがどっさり。いつも以上に多くてご飯のおかずになってくれそうなほどの分量。
スープの熱であっためられてネギがザクザク、キュッキュと奥歯のところで音を立てて潰れてく。軽いとろみと甘みに辛味。スープに沈んだテールの肉も今日は大ぶり。よく煮込まれてホロリほぐれてとろけてく。
麦ご飯の上に青唐辛子の味噌漬けをちょこんとおいてスープをかける。そしてザブザブ、かきこみお腹をあっためる。青唐辛子の辛みで口から喉、お腹にかけてがかーっとなってく。さぁ、移動!

 

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