新宿二丁目交差点、長春館の昼の焼肉

ランチ焼肉をひさしぶりにたのしみたくて、新宿二丁目交差点近くの「長春館」にやってくる。
昔からずっとここにあって、昔から変わらぬおいしさ。
店に近づくとタレが焼けるおいしい匂いの濃度がどんどん濃くなっていく。お腹がなります。
半年ぐらいご無沙汰でしたか…、中に入ると改装されていて一人がけのカウンターなんて真新しいステンレスでキラキラしてた。随分、キレイにしましたねって言ったらお店の人が「1階を3階を居心地良く改装したんです。でも改装した途端にコロナウィルスで、あらどうしよう…、ってみんなハラハラしてるんです」っていう。
確かに街はまるで早朝みたいな静かさです。ところがお店の中はにぎやか。一階席は満タンで、ボクらは2階に案内されてテーブルについて5分ほどでもう満席。3階席に次々案内されていた。気軽なムードがいい店で、作業服のおじさんたちが肉をモクモク煙をあげて焼いては、大盛りご飯をモリモリ食べる。昼焼肉はこうでなくちゃ…、ってニッコリします。

水を入れたボウルの上に炭を収めた深いボウル、上に網。昔ながら焼き方です。網の上には煙を引き上げる煙突が垂れ下がっていてそこに煙が吸い込まれていく。窓から外を見ると煙って見えて、これがおいしい匂いの正体。体に少々、匂いが付くのも構わず焼きます。
ランチは仕切りの入った弁当箱に肉にサラダ、もやしのナムルに白菜キムチが入ってやってくるのがここのスタイル。ご飯にわかめスープがついて昼のひと揃え。希少部位や塩で食べる焼肉がブームであったりするけれど、そんな小手先は使わずロースにカルビにハラミにホルモン。焼肉らしいメニューがズラリと揃ってる。カルビを一人前、友人はハラミを大盛りでもらって分ける。せっかくだから牛タン塩もネ…、とテーブルをニギヤカにする。

牛タンはつやつや焼けてレモンをかけてそれそのもの旨味を味わう。
カルビやロースはタレと一緒に脂が焦げて、網の上ですでにおいしい。
焼けたら御飯の上に置く。
しばらく休ませ、ご飯に脂と焼けた香りを染み込ます。
ここのタレは醤油と砂糖がくっきりとしたわかりやすい味。
ポットに大量に用意されている辛子味噌。ニンニク、青唐辛子が刻まれ混じって風味も辛味も旨味も強い。
それをたっぷり、タレに溶かして肉をどっぷり。その肉を筆のようにご飯を拭って余分なタレをおとしてパクリ。歯ごたえ上棟。噛めば噛むほど肉の旨味が染み出してくる、これぞ焼肉。
焼いては食べる、食べつつ焼いてまた食べる。お腹の中から幸せが滲み出してくるようで、自然とニコニコしてしまう。

ここの冷麺が好き。韓国風じゃなくて盛岡風。もちもちでシコシコ。噛みごたえが良い麺に牛骨の旨味がどっしりとしたスープ。トッピングが特徴的で蒸した鶏の胸肉を噛みごたえがある一口分にちぎって浮かべ、酢漬けのスライスきゅうり。白菜キムチに白ネギ、パイナップルにフルーツトマト、ゆで卵。パイナップルの穴に収まってるトマトがサクランボウにいつも見えるのに今日も笑った。
取り分け用のボウルにとりわけたら、焼いたハラミを一枚乗せる。ハラミの脂と焦げたタレの風味が冷麺のスープを一層おいしくさせる一工夫。
肉の脂と焦げたタレでおいしく育てたご飯をお供に、スープもみんな飲んじゃいました。オキニイリ。

 

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