新宿二丁目、おむすび食べてソイラテの朝

午後から雨になるというので、朝のうちに歩いておこうと家から新宿に向かって歩く。
随分涼しくなりました。
とはいえ、雨雲が重たく空から垂れ下がり歩くとじっとり汗をかく。今年の激しい夏がジタバタ、行ってしまうのを嫌がっている…。そんな感じに負けずに歩く。
途中、新宿二丁目のおむすび屋さんによって朝食。
「リッツボン」という小さなお店。元はスナックだった場所でしょう…、カウンターの周りに客席。小さな厨房が奥にあって、女性ひとりで切り盛りしている。通りを挟んで西側は新宿三丁目という昼の街。ところが通りのこちら側は夜ににぎわう密やかな場所。朝はゴーストタウンのごとし。なのにお店の中には先客二人。案外にぎわっておりました。

おむすびは10種類ほど。
オーソドックスなものもあり、ちょっと変わったものもあり。
それを2個選んで定食でお願いすると玉子焼きと唐揚げ、野菜のピクルスがつく。
オーソドックスに梅干しおむすび。
それにスパムのおむすび選んで、玉子焼きは甘いの、辛いのと2種類あって甘いのにする。

注文してから揚げる唐揚げ。
揚がる時間を使っておむすびを作って仕上げる。奥の厨房でスパムを焼く音。お椀にご飯を入れて具材をのっけてから手に塩をつけてふっくらむすぶ。最後に海苔を貼り付け完成。手にして食べると自然と海苔がご飯に巻き付きおむすびらしい形になっていくというモノ。

海苔がおいしい。貼り付けた直後はパリッとしていてそれがご飯の蒸気でしんなりしてくる。香り豊かでサクッと歯切れ、ご飯が口にちらかるおいしさ。塩がしっかりきいていて梅の酸味がきっぱりしてる。
ご飯の上にマヨネーズを塗りスパムと合わせたスパムおむすび。脂がご飯を包み込みこれもおいしい。ニッコリします。
玉子焼きはやさしい仕上がり。鶏の唐揚げも、おかぁさんが作った的な薄めの味付け。さっくりとした揚がり具合はなかなか上等。色とりどりの野菜もピクルスも野菜の持ち味がいかされていて口をスッキリしてくれる。素人臭さがいい意味でいい味出してる、オキニイリ。

 

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お腹が満ちてちょっとお茶。
おむすび屋さんの近所のオールシーズンズコーヒーという店でのんびり。
ロースターがあり、ココで焙煎。挽きたての豆でエスプレッソを作ってくれる。開業当初は静かだったけど、近所の人たちの憩いの場…、って感じになっているのでしょう。ほどよくニギヤカ。
ボクのあとからやってきた人たちは、フランスから来たアニメ好きさんグループで一人が着てた宮崎駿の肖像画付きTシャツにビックリしました(笑)。
ソイラテたのむ。クレマなめらかなやさしい味わい。苦味の輪郭がはっきりしていて酸味控えめ。豆乳の甘い風味がひきたつ仕上がり。ゴクゴク飲める温度もステキ。潤う感じがオゴチソウ。

 

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