ローレルのよく焼きトースト

新宿のローレル。
この上もないほどに普通で、どこにでもあるほど凡庸な喫茶店。
なのだけれど、なんだかとても落ち着く店で、ボクの気持ちにしっくりとくるほどよいところがオキニイリ。
ビックロ。かつての三越の裏側にあるというのに、そんな気取りもまるでなくって本当に気軽。
入り口に脇にサンプルケースが置いてあって、中には朝食セットの蝋細工。つい最近までかき氷のサンプルもあったんだけど、さすがに季節が変わったからでしょう…、ぶどうの商品サンプルに変わっていました。季節感。
いつも元気な女主人が今日は不在で、かわりに若いスタッフが4人ほど。全員韓国系の人たちで、たどたどしいけど丁寧でしかも一生懸命な日本語サービスがいい感じ。

ボクの定席。厨房のちょっと手前にある席で、3人がけという不思議なテーブル。
本来ならば4つ目の椅子が置かれるべき場所が柱になってて、椅子が置けない代わりに袖机のような棚が設えられている。小さな秘密基地みたいな感じが好きで、オキニイリ。
朝食セットはトーストとバター、フレンチトースト、ソーセージとトーストと3種類。それぞれゆで卵かヨーグルト、サラダのうちからひとつサイドに選べる仕組み。オキニイリはソーセージとトーストのセットにサラダを組み合わせたの。トーストはよく焼いてくださいネ…、ってお願いしたらたまたま前回注文をとってくれたスタッフが、ボクをわかって「この前みたいでいいですネ」って答えてくれる。ありがたい。

千切りキャベツがメインのサラダ。
小ぶりの小さなナイフとフォークは紙ナプキンでクルンとくるまれているとこも、喫茶店的。
サラダにかけられているクリーミーなドレッシングも、どこかなつかしい味わいでこれまたなつかしい喫茶店的と、まずはサラダをシャキシャキ食べる。
よく焼きトースト。
この前に比べるとちょっと焼き方が弱めかなぁ…、と思ってかじると香りはとっても香ばしい。あらよく焼けてるってパンをひっくり返してみるとトーストの裏側は濃い焦げ色で、うれしくなっちゃう。
表の面にはバターがたっぷり塗り込められてて齧ると唇がヒヤッとするのがまたうれしい。2枚にひらいたソーセージもこんがり焼けてて、脂の香りがなんともおいしい。

そろそろアイスコーヒーよりもホットコーヒーが恋しくなる季節のはずがまだまだ気持ちがアイスコーヒー。ここのは苦味がやわらかで酸味がなくて飲みやすい。ミルクを入れると甘みが膨らみ、喉越しもトロンとなめらかになるのがおいしい。
パンをちぎって上にソーセージをのっける。芥子も塗ってオープンサンドのようにしてパクっ。パンがカサカサ、むっちりとしたソーセージの食感と油が混じってなかなか旨い。お腹もほどよく満たされて、良き一日のスタートとなる。さぁ、仕事。

 

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