新宿ベルク、ビッグドッグにチーズをかけて…。

ベルクで朝食。
新宿駅の東側。中央改札口の近くにあるお店。朝早くから夜遅くまで、老若男女を問わぬいろんな人たちでにぎわう店で、その多彩で多様なさまはまるで新宿という街がすっぽり、この小さな空間に収まっているみたいな感じ。
それにしても新宿駅の改造工事の大々的にしてダイナミックなコト。
西口、東口の改札ゲートが撤廃されて、東西をつなぐ自由通路に何ヵ所かゲートが設置される新しい構造になるんだという。完成したら便利になるなぁ…、ワクワクします。
さてベルク。おいしいハムを豪快に使ったサンドイッチにしようかとちょっと迷うも、カウンターにぶら下げられたビッグドッグの札をみて、やっぱりそれにしようと思った。チーズも追加でお願いします。

朝のカフェオレをお供にもらって、それと一緒に呼び出しビーパー。太いソーセージを茹でるに要する時間が5分ほど。テーブルにつきのんびりと待つ。
それにしても今朝はビールを飲む人の多いこと。左側では黒ビール。右の女性はペールエールをおいしげに笑顔で飲んでる。なんとシアワセな景色でござろう。ニッコリします。
キッチン正面。料理が仕上がる手元がみえる席。パンをあたため大きなソーセージもあったまり、ドッグロールのスリットにそれをおさめて溶けたチーズをたっぷりかける。カウンターの上にストンとお皿が置かれ、あぁ、あれが多分ボクのだなぁ…、と腰を浮かせたタイミングでビーパーがなる。

どっしりとしたドッグロールから見事にはみ出すソーセージ。
キレイな円弧を描いて反っくり返りとろけたチーズを、浴びるようにまとってなんと見事でうつくしい。
パツンっと張りつめ、シワひとつ無いソーセージ。
とろけたチーズがゆっくり冷めて、波打つように細かなシワがゆったり入る。
パキンっとソーセージの先っぽを折る。
細かでなめらかな豚ひき肉は断面なめらか。口に含むとクニュっと歯切れて肉汁ジュワッとしみ出してくる。上品な肉汁にハーブ、スパイスの香りがまじり、軽い酸味で後口スキッとひきしめる。チーズのコクと豊かな香りがソーセージの持ち味ささえてどっしりさせる。隣のビールがうらめしい(笑)。

サクッと歯切れるドッグロールは表面カサッと歯ざわりがよく、空気をたっぷり含んで歯ごたえ軽い。噛んだ途端にクシュッと縮まり、口に入った瞬間、フカッと膨らんで口のいっぱいをやんわり満たす。
パンに比べてソーセージの存在感が圧倒的で、ソーセージだけを食べるよりもパンと一緒に食べたほうがソーセージの旨味や風味、食感を強く感じる。なんと贅沢、ホットドッグって不思議な食べ物。朝のカフェオレは普通のカフェオレに比べて量はたっぷり。カップにソーサーではなく大きなマグでやってくる。ミルク多めでしかもぬるいからゴクゴク飲めて、朝のお腹にやさしいのがいい。オキニイリ。

 

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