新宿で朝のカレー、C&C

新宿で朝。
C&C。
朝の気軽なカレーがある。
少なめご飯に少なめカレー。鶏の唐揚げが一個か、温泉卵とソーセージをトッピングとして選べて値段が500円以下。
量も程よく人気がある。
温泉卵はブヨブヨの白身がブルブル揺れるところを見るだけで、身の毛がよだつ。
だから鶏の唐揚げにする。
ゆで卵をトッピングとして追加して、らっきょうもたのむ。
近所の本店だとこのらっきょうが食べ放題。
そちらに気持ちが惹かれたものの、今日はゆっくり座って食べたくこのお店。

ちょっとカフェな感じが漂い、女性のお客様もちらりほらりと。しかもここだけオムカレーなんてメニューもあるから朝からグランドメニューの商品が結構出ていてビックリします。みんな女性を呼ぼうと思って女性向けの商品ばかりを考えるけれど、女性も抵抗なく入れる店と立地を用意するだけで女性にしっかりアピールできる。基本的なる勉強です。

セルフサービス。カウンターの中の厨房でご飯をよそおいカレーを注ぎ唐揚げのせてメインが完成。それにあわせてらっきょうやゆで卵があらかじめ入れられていたココットをトレーにのせて出来上がり。
1分ほどで完成しますか…、その間にお水のためのカップをとってスプーンをとってと食べる準備をするのは食べ手の方で、こういう作業分担が当たり前のようにできるところがカレースタンドという業態のうらやましいとこ。それにしてもいつも感心するのが大きなレードルでカレーをすくってご飯の上に注ぐのを、垂れを一切どこにもつけずにできるコト。なにかコツがあるんだろうなぁ…、オモシロイ。

胡椒の熱い辛味がずっとあとひくカレー。スパイシーでほどよき旨味で甘み控えめ。スタンドカレーの中ではココのカレーがボクには一番あってる。トロトロになった玉ねぎ、ほぐれる豚バラ。堪能します。
ところでたのんだゆで卵。
果たして殻ごと茹でて剥いたんだろうか…、って訝しむ。
白身が見事にすべすべしてて黄身がきちっと真ん中にある。不自然なほどに端正でしかも食べると白身がガチッと固くて玉子ならではの食感だとか風味に欠ける。
科学だなぁ…、ってしんみり思う。栄養的には卵であるに違いないからしょうがないかと思って食べる。
トッピングにつく唐揚げも、厳密に言えば「唐焼け」です。ネットリとして噛むと脂がペトっと貼りつく。悪いものを食べちゃった…、って感じがするけどそれが不思議とおいしかったりするから困る(笑)。

前回来たときはテーブルの上に福神漬けと紅生姜が並んで置かれておりました。昔は福神漬けとらっきょうが並んでいたのをコストの関係でらっきょうをやめた。
お客様に「ケチ」って言われるのが怖くてしたことなのでしょうけど、紅生姜がらっきょうの代わりになることなんてなく、結局こうしてなくなった。
素直に値上げをしても良かったに違いないのに…、って思ったりする。経営判断はむつかしい。
代わりにとんかつソースが置かれるようになりました。以前は商品受け取りのカウンターの横にいくつか置かれてそこでかけて席に料理を運ぶ…、というようだった。カレーといえばフライが最高のお供だからソースが自由に使えるっていうのはウレシイ以上に当たり前。そう言えばいつも手渡してくれていたサービスチケットがスマフォで管理するデジタルクーポンに代わってました。これも時代でございましょう。

 

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