西新宿。日本の佳香の和朝食のバフェ

西新宿で早朝打ち合わせ。いい朝にしてやろうと、ハイアットリージェンシーホテルの「佳香」を訪ねる。
和食のバフェの朝食という、ちょっと変わった趣向のお店。
一年ほど前までは普通の和朝食の店だった。
客席ホールの一角にご飯を炊くカウンターをしつらえ小さな土鍋でご飯を炊く。蒸気が蓋を持ち上げ落とす音がカチカチ、カスタネットがなってるようで目も覚め、ご飯も当然うまかった。
そのご飯を炊き上げる設備はそのまま。日本の朝食にあってほしい料理がずらりと並ぶカウンターをしつらえて自由に選んで自分ならではの和朝食を作って味わう。ウレシイ朝です。お店はいつもよりもちょっとニギヤカ。
相変わらず海外からのお客様が中心で、ホテル自体がインバウンド向けにできているからなのかなぁ…、少々不思議。

お盆をもって料理をあれこれ。大きなお皿にまずとり天。衣はパリパリ、鶏胸肉はふっくらしていて塩の味わいだけで十分食べられる。だし巻き卵にかまぼこ2枚。小松菜のおひたし、スライスオニオン、硬く茹でたブロッコリ。グリルドベーコンとバフェだからこその組み合わせ。
あらかじめ小鉢に取り分けられている料理もいくつかとって並べてテーブルにつく。
すると炊けたご飯が入った土鍋と味噌汁。それから焼き立ての魚が用意されていて、食べる準備が整っている。土鍋の蓋にはご飯が炊けるときに噴き上がってこびりついたお米のデンプンが白く固まる。汁は赤出汁。実はネギとお麩。まず汁ゴクリと飲んで口を潤し食べる。

今日の焼き魚は赤魚でした。
ぬんめりとした身質の魚。じっくり焼くと水分が抜けてカチッとしまって仕上がる。
塩の風味と強い旨味がご飯をねだる。
大根おろしを山盛りに。
上にパラリと釜揚げしらすをちらして食べる。
醤油もなにも必要とせぬしらすの塩味。大根おろしは甘くて、しっとりみずみずしい。
茶そばがあって、わさびをドサッと入れて冷たい出汁を注ぐ。
わさびをよくとき麺と一緒にズルンと飲む。
わさびの香りがツーンっと鼻から抜けてお目々がパチッと開いた。

マグロのぶつ切り。小さなサイコロ型に切り分けられて軽く漬けになっている。そのまま食べてもいいのだろうけど、隣に山芋とろろが置かれててトロンとかけてマグロの山かけ。
ひんやりとしたマグロの食感にポッテリとしたとろろが絡んでスベスベねっとり。鰹節と削り器が置かれてて、目の前で削って削り鰹を作ってくれるというのがここのバフェの見せ場のひとつ。それをたっぷり。ご飯のお供にすべくもらってご飯の上にパラッと散らす。

おこげがついて仕上がるご飯。風味豊かでご飯だけでも甘くて旨い。そこにパラリと鰹節。何しろ削ったばかりですから、ご飯の熱で香り華やか。醤油をほんのちょっとだけ垂らしてハフハフ。おかずなんて必要ないほど味が整いなんとも旨い。
焼海苔の上にご飯をおき、クルンとまるめてパクリと食べるとこれまたおいしく、ご飯がおいしいってすばらしいこと…、としみじみ思う。
ソース焼きそばがありました。ホテルのレストランの朝のバフェにソース焼きそばがあるというのが意外でたのしく、そうだこれにおいしい鰹節をかけたらおいしくなるだろうな…、とそうして食べる。食事の〆はパイナップル。シアワセな朝、おごちそう。

 

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