「新・最強の朝食」というバフェ

クリスマスイブの朝。ホテルで朝をすることにする。
ニューオータニホテルのコーヒーショップ。SATSUKIを選ぶ。
「新・最強の朝食」を謳う朝食バフェで、勢いのあるキャッチフレーズが気になっていた。ただよく考えればツッコミどころ満載で何に対して最強なのか…、世界最強?史上最強?はたまた「同社比較」的最強なのかわからぬ、あくまでホンワカとした最強具合。
「新」があるなら「旧」もあったのか…、とそれも気になりやってくる。

行列でした。いつも朝は混雑するホテル。飲食施設が充実しているホテルだけどいかんせん、客席数が多いマンモスホテルですから今日のような日には朝食需要をまかないきれないことになる。
イブの朝から行列をする…、ってちょっとバブルな感じでウキウキ。20分ほど待って着席。

なるほど、これは圧倒的なバフェでござんす。和食、洋食、中国料理もいくつかならび食事だけでなくアイスクリームやヨーグルト、フレンチトースト、パンケーキとフララインナップの充実具合。
バリエーションの作り方がまた面白くて、例えば水だけで6種類ほど。梅干しが3種類だとかあるいは海苔が焼き海苔、味付け海苔、韓国海苔と3種類。いろんな料理が揃っているというだけじゃなく、同じ食材、同じ料理で味や流儀が違ったものがいくつか揃う。そうそう、ミルクも5種類あった。
自分のいつも食べ慣れたもの。あるいは試して見たかったものを発見できるというのがたのしく、迷いはじめるとキッチンの前を行ったり来たりさせられちゃう。

気になるものをあれやこれやとお皿にまず盛る。
薄切りにした生ハムタップリ。
ベーコンが、厚切りのものを焼き込んだのと、薄切りにしてサクサク、自分の脂で揚がるように仕上げたモノが用意されていて、それらを両方。
肉焼売にニラとエビのすり身を来るんだ蒸し饅頭。
茹でたブルッコリーにハッシュブラウン。アトランティックサーモンのグリルを並べて、それからも一つ。
ガラスの容器に用意されてたエッグフロレンティーンを一個。
オランデーズソースに半熟ポーチドエッグ。茹でたほうれん草をマフィンと一緒に味わう料理で、それをガラスの器に閉じ込め並べる。
見た目きれいで扱いやすく、器をお皿の上でクルンとひっくり返してトロンと食べる。

それから玉子の白身だけを使ったオムレツを作ってもらう。
最近、はやりのようであります。よくいくヒルトンホテルのバフェでも最近用意されるようになってきた。高タンパクで低コレステロール。健康的というのが流行りの理由のひとつ。
ただ、普通のオムレツにはないハリのある食感にプルプルとした舌触り。中に加える具材によって味が劇的にかわるところと栄養だけじゃない特徴もあってそれが好きだったりする。今日はハムにチーズにハーブ。バジルの香りがふわっと鼻からぬけていく爽やかなること、味わい深し。

ニューオータニのSATSUKIといえば、お店のすぐ横にピエール・エルメのブティックがありそこのケーキを使ったデザートが有名な店。朝にはピエール・エルメ謹製のヨーグルトやヴィエノワズリーが用意されてる。

ヨーグルトは小さな瓶詰め。
底にはパッションフルーツのピュレ。飛び上がるほど酸っぱくて、それにポッテリとしたプレインヨーグルトが混じってとろける。
パティシエの作る甘い菓子パン、ヴィエノワズリーにはパンオショコラやブリオッシュ。
フルーツのピュレをフィリングにしたデニッシュといろいろ揃う。
中でもクロワッサンが特徴的。
ザクザク歯切れて木の葉のように散らかるバターをタップリすったパン生地をシュガーコーンティングさせて上にはパウダー状にしたオレンジの皮。口の中でマーマレードになってくおいしさ。
しかも中にはなんとレアチーズケーキをしのばせて、食べるところによってはまるでケーキのような甘さに酸味、そして香りが口に広がる。
なによりバターをタップリ含んだクロワッサンに共通の口でとろけるなめらかにウットリしました。オキニイリ。

和食派のためにご飯に力もいれている。

温泉水で炊き上げたというご飯や、十六穀米。
特に十六穀米は、今話題のおいしいご飯が炊けるという電気釜を何個も用意して炊きたてのものが食べられるという工夫までする。
茶碗に少々。
ちりめん山椒をタップリのっけて味わうと、ホツホツ奥歯を叩きつけるような確かな食感。噛めば噛むほど旨みがでてきて、口の中でとろけてもったり。味わい深くて、ご飯そのものが主役を勤める実力派。

おかずはご飯をおいしくさせる脇役揃い。
焼いたかまぼこ。鮭の塩焼き、梅干しそれから奈良漬。ポッテリしていて、しっかり酸っぱい梅干しに、パリポリ壊れる奈良漬でご飯が楽しくお替わりできる。素性正しい八丁味噌で作った汁もオゴチソウ。

ここでもサンドイッチを作って試す。ライブレッドが用意されててこんがり焼いた。そこにロメインレタスとスモークサーモン。塩と胡椒とオリーブオイルでドレスして、スライスオニオンをのっけて挟む。
ライブレッドのひねた香りとスモークサーモンの脂の旨み。ネットリ、口でとろけるゴチソウ。アーモンドミルクと一緒にカプリ。腹満ちる。
何を食べてもしっかりとした状態で、お変わりするのがたのしいバフェ。ただ残念だったのがボクらが着席してからほぼ1時間でバフェの料理が下がりはじめた。もっとユックリ食べたかったなぁ…、ってそれだけ後悔。今度は平日の朝にでも早起きをして来てみましょうと誓う朝です。イブの朝。

 

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