散歩の途中の近所の餅つき

散歩してたら近所のお寺がにぎやかだった。
見れば餅つき。
町内会の人たちが会のみんなの分を一度に餅つきしてるんだという。
境内に大きなスティーマーが置かれてそこからおびただしい量の蒸気が噴き出している。
何段にも重なるせいろでもち米が次々炊かれて、それが石臼に放り込まれる。あとはぺったんぺったん、杵でつきたちまち餅になっていく。
ハッホハッホって独特の掛け声と一緒にコンコン杵が石臼叩く音も響いて、その界隈が正月ムードに包まれていく。

餅つきなんて直に見るのはひさしぶり。昔、家で商売してたころには今頃、若い衆が集まって確かに餅をついていた。ついた餅をご近所さんに配って歩き、今年も一年ありがとう…、なんて挨拶回りをしてた記憶がなつかしい。

ふるまい餅をしてくれる。
つきたての餅をひっぱりちぎって丸めて2個。
紙のお皿にのっけてくれて、あんこやきな粉、ひきわり納豆に胡麻砂糖。あるいは大根おろしに醤油と好きな味付けで食べられる。
一個はきな粉。一個は大根おろしをたっぷりのっけて醤油を垂らしてパクリと食べる。
つきたての餅のおいしいコト…、お米の香りが華やかでたのしく粘って若干かたまる。固まりながらもなおも噛んでいるととろけて、お腹の中へとなだれ込む。お腹が不思議とあったかくなる冬のゴチソウ。
甘酒ももしよろしければとカップでもらい、あったかな手と一緒にしばらく散歩する。

散歩のお土産。
御苑の駅の近くにあるオキニイリのベーカリー。
「ラ・バゲット」でアンパンかっておやつに食べる。
こしあんでってお願いしたのになぜだかつぶあんが入ってた。
帰る途中で魔法にかかって、あんこがこしあんからつぶあんに変身したのでありましょう(笑)。

正しく発酵させたパン種。ほどよくもっちり。けれど口の中で粘らずとろける。
あんこはやさしい甘みで、パン生地の塩の風味が甘みをひきたておいしくさせる。パン生地と渾然一体となってとろけるこしあんと違ってつぶあん。小豆の粒が舌に若干残る感じが、あんこを食べてるって気持ちになれて、これはこれでおいしいかも。
大晦日に予約限定でおいしいパンを焼いてくれると言うのでそれを注文もした。年越し準備が徐々に整う。木曜日。

 

関連ランキング:パン | 新宿御苑前駅新宿三丁目駅四谷三丁目駅

コメント

  1. みやはら

    つきたてのおもちっておいしいですよねー。漫画で東北地方でつきたて納豆もちの話があり、納豆に砂糖醤油を絡めて食べるっつーのがおいしそうでねー。食べたことないんですが読むたびに唾液が、、、。五十嵐大介の「リトル・フォレスト」です。あの漫画はおいしそうだ。
    太ることは置いておいて、お正月はおもちですねー。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      みやはらさん
      リトル・フォレストはまだ読んだことがないんです…、ちょっと調べてみたら、たしかにおいしそうな漫画ですね。
      お正月のお餅…、うちは本来ならばつきたての餅を水に沈めて保存する「水餅」を使ったお雑煮ではじめるのですが、東京では気軽に手に入れることができないので、ちょっとした工夫をしなくちゃいけないんです。その工夫がボクにとっての正月準備の重要なひとつ。
      明後日から本格的にスタートです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。