朝の散歩のご褒美にお櫃ご飯とパリパリの鮭

新宿御苑の年間パスを手に入れてから散歩するのがたのしくなった。
御苑の出入り口は全部で3ヶ所。ボクの家に近いのが大木戸門。新宿三丁目に近いところにあるのが新宿門で、いつもはこの両方を出たり入ったり。
今日は大木戸門を入って残りひとつの千駄ヶ谷門から出てみよう。千駄ヶ谷門を出てちょっと歩くと代々木の街。
「おひつ膳田んぼ」で朝ごはんを食べることを目標に歩くと足取り軽くてたのしい。
しかも新宿御苑を斜めにつっきるこのルート。かなりのショートカットになって、公園の中をゆったり寄り道しながらそれでも30分とちょっとで終着点に到着しました。新発見。
朝の8時から10時まで、たった2時間しか提供されない朝のご褒美。
今日は随分にぎやかで、いつも座ってる囲炉裏を囲んだカウンターは満席。それでテーブル一卓もらってニッコリ。

「田んぼの朝ごはん」っていうのが目当て。
おひつご飯に焼いた鮭、味噌汁、漬物、卵焼きに刻み海苔というのがオキマリ。そこに梅干しと漬物の盛り合わせ、焼き海苔を追加してお膳の上をにぎやかにする。
ちなみにメニューに「皮ぱりぱりの焼き鮭」って説明書きがある通り、皮までぱりぱり。わざわざ「皮ぱりぱり」と言及したということは、皮がぱりぱりじゃないと食べることができないボクみたいな人が他にもいるんだろうなぁ…、と思ってしみじみうれしくなっちゃう。
お櫃の中にはご飯がたっぷり。朝一番の空っぽのお腹をつきたて、炊きたてのご飯で満たす。想像するだけでウットリするようなありがたさ。

しかもお米の粒のひとつひとつが立ち上がるように炊きあがる。
木のおひつがご飯からでる蒸気を吸い込み、ご飯がべとべとしないのもいい。
汁は大粒のなめこの入った合わせ味噌の汁。
たっぷりちらした三つ葉の香りもさわやか。
しっかりとした出汁の旨みと一緒にトゥルンとなめこが喉へと滑り込むのにウットリします。
漬物の盛り合わせには無添加タクワン、奈良漬け、糠漬けのニンジン、キュウリ、薄切り山芋、それから大根。食感にぎやかでどれも素材の持ち味を活かした味わい。サラダを食べてるような感覚。
鮭はさすがに皮までしっかり焼けている。自分の脂で揚がったように仕上がっていて、表面のところどころに小さな穴があいている。身のところどころに塩が噴いたようになっていて、とはいえ甘塩。鮭そのものの味わい、風味をたのしめるのがありがたい。

まず梅干しをご飯の上にのっけてパクリ。酸っぱく旨く、ご飯と一緒になると甘みが引き出されお腹の入り口がパクンっと開いて次のひと口ねだるゴチソウ。鮭のお腹の部分の身をせせってご飯の上にのっける。焼き海苔でそれをくるんでパクリと食べると、口の中で鮭のおむすびみたいになってく。鮭の背中の部分はほろりと大きくほぐれてしっとりしてる。
そしてぱりぱりの鮭の皮。昔はどんな状態でも鮭の皮は食べずに残してた。あるいはタナカくんが一緒だと彼のものになってたんだけど、おそるおそるここで食べてみたらこれがおいしい。香ばしくって噛むと脂がじゅわっとにじみ、鮭の味わいをギュギュッと凝縮したような味にビックリ。こんなおいしいものを独り占めしてたんだ…、って思って笑った思い出の味。満ちました。

 

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