手のひらでできて手づかみで味わうリッツボン

ひさしぶりに「リッツボン」。新宿二丁目のおむすび専門店で遅めの朝。
日差しが強く、道路に落ちるコントラストの強い影がまるでキリコの絵のような朝。
メニューを見ずとももう注文は決まってて、梅のおむすび、スパムむすびをセットにし追加で卵焼きと鳥の唐揚げを一個づつ。味噌汁たのんでひと揃え。
おむすびを目の前で作ってもらえるって本当にシアワセ。
決して複雑な料理ではない。一個分のご飯を器に盛って手水に塩。やさしく手にとり具材を丁寧に包み込むように結んで仕上げる。調理器具はほぼ手のひらだけ。調理の場所も手のひらの上。ご飯がゆっくり形を整えむすびの形になったところで海苔をはかせる。

おむすびと海苔の関係は多様で多彩。パリパリの海苔の食感を食べさせるため別添えの店もあれば一緒に結んでなじませるのもある。海苔は不要という店もあり、ここはしっとりパリパリが共存している平和なスタイル。
結び方もふっくらもあり、きっちりもあり。ここはやさしいふっくら派。だから噛むとご飯が崩れて巻かずにおいた海苔まで広がる。
歯切れのよい海苔で、パリッと壊れてご飯となじみ磯の香りがフワッと漂う。手のひらでできた料理を手づかみし、手から味わう。指の先がほんのりあったか。ずっしりとした重さもやさしく心地よい。手から伝わるおいしさを存分満喫。ニッコリします。

梅干したっぷり。
酸味の強いおばぁちゃんっぽい梅干しで、口が途端に潤ってくる。
こんがり焼いて脂が抜けて、小さな穴がポツポツ空いたスパムにたっぷりマヨネーズ。
ご飯にたっぷり胡椒を混ぜてあるのがピリッと風味を添える。
おむすびセットにはアボカド、にんじん、大根、かぼちゃのピクルスに紫キャベツの塩漬けがつく。

おむすびのお供に紫キャベツをまず平らげて、空いたところに唐揚げを二個。もともとセットについてくる玉子焼きひと切れ、唐揚げ1個に追加した分くわえてお皿の上がにぎやかになるのがウレシイ。モリモリ食べる。

今日の味噌汁はトマトの味噌汁。味噌の旨味とトマトの酸味がよき相性。トマト自体の旨味も手伝い飲んでしまうのがもったいなくなるようなおいしさ。
隣の人がジェノベゼっておむすび食べてた。
ご飯にジェノベゼペーストを混ぜてむすんだおむすびで、香りがいいこと。あれを口に含んで今日のトマトの味噌汁を飲んだら旨いに違いない…、って思わず「分けて!」ってお願いしたくなっちゃった。ジェノベゼおむすび。作ってみようか、それとも今度きたときに食べてみようか。でもスパムも食べたい。梅干しだって外せない。他にもいろんなおむすびあって、胃袋がいくつあっても足りないくらいのオキニイリ。

 

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