惣菜のバフェ、家族でがんばる寿司屋のお昼

岐阜の昼。福寿司分店にやってくる。
郊外の住宅地にポツンとある店。店の前には小学校。今日は卒業式があるらしく、子供たちの明るい声が響いてる。
昼は近所の人たちでほどほどにぎやか。
けれど夜の宴会がほぼキャンセル。本来だったら今日は座敷が全部埋まっていたはずなんだけど、こういう状況だからしょうがないです…、ってお店の人はあきらめ顔。
うちは家族でやっているからなんとでもなるけれど、人を雇って家賃を払っている人たちは大変でしょう…、って。外食産業は大変だけど飲食店はしぶといんだということでしょう。カウンターに座ってランチ。上寿司をおまかせランチセットでたのむ。お店に置かれたショーケースの上にランチ時間だけ惣菜がおかれてそれが取り放題。

この惣菜が充実してる。ポテトサラダに茄子の煮浸し。野菜サラダに酢レンコン。津揚げやこんにゃく、かぼちゃの煮物とどれも家庭的。
キッパリとした濃いめの味付けなんだけどクドイかというと決してそんなこともない。大きな湯呑みにたっぷり入ってやってくる熱々で濃いお茶を飲み飲み食べるとお腹がほっかりあったまる。特にマグロの醤油にがしっとりとして味わい深い。どうやったらこんにゃくにこんなに味が入るんだろうネ…、なんてクニュクニュ味わいながら気づけばおかわり。

酢蓮が本当においしかった。シャキシャキでなくホクホクとした噛み応え。
キッパリ酸っぱく、赤唐辛子の辛味がピリリとアクセント
食べるとお腹がすいてくるようなすっきりとした後味で、こんにゃく、マグロの煮付けと一緒にパクパク食べる。

そしてメインの寿司の盛り合わせ。
マグロの赤身。ひんやりとしてピトッと舌に貼り付いて、ザクっと歯切れて豊かな酸味で幕を引く。
鯛はブリっとたくましい。
いけ〆なのでしょう…、歯応えがあり少々なことでは噛み切れないほど力強くてずっと口の中にいてくれる。
それに合わせる醤油はたまり系。ぽってり濃いめで甘味も旨味もつよくて鯛の旨味を支えておいしくしてくれる。
切り身のサーモン。どれも魚の切り身は分厚くて大きく重たい。シャリも多めでお江戸の寿司より西日本の寿司に近い仕上がり、姿。口いっぱいを満たした上にお腹が満ちる感じがたのしい。
数の子に茹でたばかりのエビ、ズワイガニ。鉄火にカッパでひとそろえ。シャリにはあまり味をもたせずネタの持ち味と醤油の旨味で味わう趣向。

お供の赤出汁のまたおいしいこと。具は油揚げとネギだけで出汁は濃いめのカツオだし。味噌は赤味噌。どっしりとした風味と旨味、最後に酸味で味がキリッとひきしまる。なにより熱々。ふうふうしながらズズッとすすると、空気と一緒に口の中にやってきて香りが一層際立っていく。寿司をほとんど食べ終えてもまだ熱々がありがたい。
5人でカウンターにズラっと並び、みんな食べる順番が違うところもおもしろい。何を最後に残そうか…、とちょっと迷ってカッパと数の子。サクサクポロポロ、口の中に散らかる魚卵を楽しんで最後のカリッときゅうりのみずみずしさで口をスッキリさせて〆。グレープフルーツとパイナップルでお腹に蓋した。満ち足りる、

 

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