思い出のテーブルでたのしむ昼の木蘭

気持ちがぼんやりする今日のこと。のんびりのんびり歩いて新宿御苑に向かう途中。四谷4丁目の交差点をこえたところでおいしい匂いが漂ってくる。
中国料理の「木蘭」のおいしい匂い。ランチはここで…、とドアを開けると、まだ開店準備中なんですって明るい声。開店3分前のフライング。
「入り口脇のテーブルで座ったお待ちください」って言ってくれて座って待った。
ふたりでくると必ず座ったオキニイリの場所。ここが埋まってると「また今度」って帰ってしまうくらい好きな席で、だからすごくなつかしい。
椅子の背板の代わりのラタン細工がほぼボロボロ。まだこんなになる前、タナカくんが思いっきり体を椅子に預けたらバリバリってスゴい音がしてビックリした。お店の人に「こわしちゃったかもしれません」って言ったら、もう古いですかお気になさらず…、って言ってくれてホッとしたのを思い出す。

今日のランチはエビと卵の甘酢あんかけ。
春巻き一本と小さなサイズの春雨サラダ。ご飯にスープでひと揃え。
入念に仕込まれ、盛り付けられた春雨サラダはオキニイリ。
小さなサイズになってもキレイな姿は変わりない。
芥子をちょっと加えて混ぜて、サクサクプルプル、軽い食感をたのしみ食べる。
甘酢のタレがお腹の入り口パカっと開くオゴチソウ。
サラダを食べ終えるタイミングで春巻に卵のスープがやってきて、まもなくメインが到着します。ぽってりなめらかな卵に炒めたエビに玉ねぎ。しめじもたっぷり。「きのこ入りだったよ」って空に向かって言って笑った。
しめじをまずはキレイに食べて、卵とエビをご飯の上に乗っけて食べる。
卵の風味に油のとろけ、エビがプリンと弾けるようでトマトケチャップっぽい甘酸っぱさがたのしくおいしい。オキニイリ。

追加で焼き餃子をたのみました。
いつも食べようか、どうしようか…、って悩んで結局食べずじまいに終わった餃子。何を食べてもおいしくて、しかも仕事が丁寧なここ。餃子もおいしいに違いないよね…、って言ってたんです。
蒸して焼かれた大きめの餃子で、皮は薄生地。野菜は刻んだネギくらいかなぁ…、ほぼ豚ひき肉という肉餃子。肉汁たっぷりで噛むとフルンと生地がちぎれて肉がほろほろ崩れる感じ。ボクらがたまに餡から仕込んで作った餃子にちょっと似ていてなつかしかった。生地がパリパリの春巻もおいしく食べてお水をゴクリ。新宿御苑に行きましょう。

 

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新宿御苑の近くのドトールで冷たいコーヒー。
アイスカフェラテにしようかと思ってメニューをみたら、「アイスハニーカフェオレ」っていうのがあった。
アイスカフェラテもアイス豆乳ラテもラテ。これだけカフェオレっていうのに気持ちをちょっとひかれて飲むことにした。
ミルクがはちみつ味なのネ。味わい濃厚…、乳のうま味も強くってそこにゆっくりコーヒーの苦味や酸味が混じってく。最後の最後までずっとはちみつの味がするのがたのしくて、疲れがとれるおゴチソウ。

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