徳島の朝

aa-mesiru徳島のいつものホテルで朝のバフェ。
ほぼ毎月のように泊まっているので、バフェにどんな料理があってどこにどように並んでいるか、見当がつく。
それで飽々するかというと、決してそうじゃないのが朝のご飯の特別なとこ。
いつものモノが待ってくれてると思うと朝の気持ちがホっとするのです。

できたばかりの小さなオムレツ。
ケチャップを乗せてもいいのだろうけれど、生のトマトをのっけて食べる。徳島にきて、朝になにより食べたいものがフィッシュカツ。
魚のすり身をフライにするなんて、よく考えたなぁ…と食べるたびに感心します。しかもカレーの風味をまとわせて、だから冷めてもおいしく子供好みでご飯のおかずにしっくりとくる。
葉っぱ野菜に海藻麺。ドレッシングを使わずそのまま。葉っぱの甘みや渋みがおいしく、パリパリはぜる海藻麺の騒々しさが気持ちいい。

ひじきにレンコン、ニンジンの甘辛煮付けと絹ごし豆腐。一緒に食べると醤油いらずで風味がたのしい。なによりトロリととろける豆腐とひじき、レンコンの食感が混じりあうのがオモシロイ。焼鮭はスティームコンベクションで仕上げた蒸し焼き。だから皮がベロベロしてて、昨日食べられた鮭の皮とは別物で、それはやっぱり食べられなかった。しょうがない。

a-sudatiご飯の上に大根おろし。
それから釜揚げしらすをタップリ。
釜揚げしらすは徳島の漁場にあがったしらすだという。
そこにチュチュっとすだちの搾り汁を注いだ。
ひとふりごとにすだち独特の明るく軽い香りが周りの空気を明るくしてくれる。
シットリとした大根おろしが濡らしたご飯をザブザブ食べる。
ホツホツ、しらすが食感くれて、塩の旨味と海の香りでむせかえる。

味噌汁の中にはどっさりなるとのワカメ。
刻んだネギで彩り、風味を整える。ちょっと甘めの麦味噌が、体に染み入るオゴチソウ。
それにしても徳島という国。
農産物や海産物で特徴のある美味しいものが沢山ある。なのになぜだかそれらを製品化した魅力的な食品が少ないところがもったいない。高知の方がそういうところがずっとしっかりしているなぁ…、って思ったりする。どうだろう。

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パンを焼きます。食パンを四分の一に切った小さなパンを2枚。トースターでこんがりと。そこにいつもはハムかベーコンを挟んでサンドイッチにするのだけれど、残念ながら今日用意されているのはソーセージ。
ならばとオムレツを四角くととのえ、パンで挟んで食べてみる。
大阪式の玉子サンドで、シットリ、ふっくら。カサカサ焼けたトーストがそのふっくらを引き立て旨い。ちょっと味が足りなく感じて塩をパラリ、バターを再び塗り直し、パクリ、食べると、シアワセな味にウットリします。外は雨です、冷たい雨の朝のコト。

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午前中に駅の近くでひと仕事。それから電車で高知に向かって移動する。さて、その前に腹ごしらえをと、駅のホームの蕎麦屋さん。「れもん」に駆け込む。
早い時間や遅い時間にはなくなる「十割そば」がまだある。ずっとこれを食べたくて食べ損なってた料理でそれを。太くて不揃いな麺がキレイな汁に漂う。出汁はイリコと昆布がメイン。香り強くて味わい濃厚。けれどさっぱり、後口がいい。具材は焼いて刻んだお揚げとシンプルで、あくまで汁と蕎麦の相性を味わう趣向。
ヌルンと唇を割って入って蕎麦の香りを吐き出して、噛むとザックリ歯切れてユックリとろけてく。蕎麦ならではの粘りとぬめり。そして香りを堪能できる、素朴だけれど上等な味。ゴクゴク汁まで飲み干した。そして電車で移動です。

 

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