徳島の中国、龍鳳飯店で茄子喰らう

徳島で熱い一日。
会議をしたり打ち合わせたり、試食をしたり視察をしたりと大忙しで、気づけば夜。
中国料理でも食べませんか…、と「龍鳳飯店」という店にくる。

徳島の中心街からちょっと外れた眉山の入り口。
夜になると周りは暗く、そこにキラキラ、ネオン輝く妖しい入り口。中に入ると、おやまぁ、ビックリ。中国でした。聞けばほとんどの建築部材を中国本国から運んで作ったというインテリアで、極彩色の空間の中を龍が泳ぐというめでたい景色。細部に渡って作り込まれて、働いている人も中国の人たち。しばし異国の空気に浸る。

特徴ある料理さまざま。
気になる料理をいくつかたのむ。
例えば、千切りにした押し豆腐の油和え。普通は香菜を使って風味を整えるとこ、ココでは千切りのにんじんとセロリを使い、ラー油の辛味で風味をつける。
ザクザクとした豆腐の食感が強烈で、口の中で散らかる感じもなかなか旨い。

それから唐揚げ。
ぽってりとした衣がまるでフリッター。
鶏のもも肉にスープをグイグイ揉み込んで衣をまとわせガリッと揚げる。それでふっくら、肉はやわらか。衣のバリバリ壊れる感じが際立つおいしさ。
五香粉や八角の香りがポワンとただよって、唐揚げだけど中国料理…、って感じがするのがオモシロイ。

ちょっと変わった料理をひとつ。茄子の揚げ物というのがあって、たのんでみるとコレが不思議な物体でした。茄子を蛇腹状に切って丸揚げ。粉を軽く叩いて揚げると、バリバリ、固く仕上がっていく。そこに甘酢と甘辛ダレをかけて味わう。
なんと言えばいいのかなぁ…、茄子の食感はまるでなくってガリガリ、奥歯で壊れて崩れる。豚バラ肉を水分なくすまで揚げた…、そんな感じの食感でなのに最後に茄子の香りが漂ってくる。不思議なおいしさ。堪能します。

〆に炒飯。パラパラでなくちょっとシットリ仕上がっていて、お米が若干壊れてる。ご飯の炊き方がそうなんでしょう…、壊れたお米に味が入って不思議とおいしい。軽い酸味が油の風味を軽くしてるのもオモシロイ。
ひと味たりない程度の仕上がり。その炒飯に茄子をのっけて一緒に食べるとちょうど味が整い旨い。
食後のたのしみ、杏仁豆腐。固くてスベスベしたミルク寒天みたいな豆腐。シロップの中にちょっとカスタードっぽい味が入ってそれがハイカラ。なつかしいけど新しい。たのしい夜の〆となる。

 

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