復刻万世キングハンバーグ

おいしいハンバーグを食べたいって思ってそうだ…、万世に行こう!
それで新宿駅の西口の地下。
随分しずかでちょっとびっくり。かつてにぎやかだった地下鉄ビルの食堂街。ほとんどの店が閉店し、残った店はここと蕎麦屋と排骨麺の専門店。
店の数が少なくなると、フロアー自体が賑わいなくす。
何しろ競合激しい新宿西口というこのエリアで、お店ひとつの力で繁盛させ切るのって大変だろうなぁ…、って思う。
お店の人に「さみしくなりましたね」って言うと、特に夜はさみしくて。それでもわざわざ来ていただけるお客様がいらっしゃることに感謝します…、って。そういう前向きな気持ちがないとやっていけないのが飲食店。がんばってネってしみじみ思う。
メニューを見ると「復刻万世キングハンバーグ180g」って期間限定商品がある。「復刻」って言葉はなかなか魅力的にてそれを選んで定食にした。

まずはサラダがやってきて、シャキシャキ、クリスピーな野菜の状態にウットリしながら口を潤す。万世のキャラクターが愛嬌たっぷりに描かれたマスクカバーもいい感じ。
随分お腹が空いていて鶏の唐揚げを追加しました。
タナカくんが唐揚げ好きで、好きこそものの上手なれの言葉の通り工夫しながらよく作ってた。時折お店で唐揚げを食べる機会もあって、おいしいなぁって思うとそれを真似して作っていたりもしました。ここの唐揚げは塩味で、なのに旨みがしっかりしていて衣はサクサク。おいしいね…、って昆布茶やくわい粉なんかを使って工夫しながらよく似た味を出していた。ありゃ、本当においしかったなぁって思いながらサクッでジュワッをたのしみ食べる。

メインの復刻キングバーグ。
注文してからひき肉をまとめて焼いて仕上げるのでしょう。
時間がかかる。
おいしいものにありつくためには我慢、我慢と唐揚げ食べつつ20分ほど待って仕上がりやってくる。
鉄板の上でソースがジュージューしながらおいしい香りと一緒に到着。
なるほど時間がかかるはずです。
普通のハンバーグに比べて分厚い。合いびき肉を使って作るハンバーグで、だからしっかり熱を芯まで通すために時間がかかったのでしょう。
ふつふつ小さく沸騰をするデミグラスソース。チーズもとろけてなめらかでお箸で一口大に切ってハフっと舌の上。肉がギチッと詰まった感じの仕上がりで想像以上に重たくびっくり。噛むとジュワーッと肉汁とデミグラスソースが口に広がり、洋食屋さんのハンバーグの理想形のような味わい。

肉そのものもおいしいのだけどデミグラスソースがおいしいのです。どっしりとして香ばしく、軽い酸味が強い旨みを引きしめる。チーズもとろけてソースにまじり、コクや風味を濃厚にする。
サイドのスイートコーンには胡椒をかけて、ローストしたじゃがいもはデミグラスソースまみれにして食べる。一口大にしたハンバーグはまずご飯の上にのっけてハフっ。ご飯がどんどんソースで汚れていくのがたのしく、ソースまみれのご飯も旨い。
それにしてもやっぱりここのとん汁のおいしいことにウットリします。大根、ニンジン、端材の豚肉。じゃがいもが入っていないのがいささか寂しかったりするけど、脂が覆って汁の熱々がずっと持続するのはうれしい。器はすっかりきれいになった。さぁ、帰る。

 

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コメント

  1. batten

    御飯にパンに酒にも美味しいハンバーグは和風じゃ厳しいです。特に鉄板で煮詰まったデミグラスが肉汁と混ざって旨いですね。
    コーンやポテトが鉄板と触れてて半コゲになった部分も美味しい。
    黄色いチーズはチェダーでも良いですが、最近見かけないベルビータチーズが米国風で好みなんです。

    • サカキシンイチロウ

      battenさん
      クラフトチーズの名作、Velveeta!
      ネットリとしたとろけ感が絶妙ですよね。
      そもそもハンバーグの上にあってほしいソースは粘度が命。シャビシャビのオニオン系のソースはご飯のおかずにはおいしいのですけれど、それで酒は飲めないしなによりパンには絶望的にあわないように思いますネ。

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