御苑の近くでアメリカのステーキ

新宿三丁目のキャッスルロック。
新宿御苑のメインゲートにほど近く、新宿二丁目と三丁目の境目という町外れ感が漂うエリア。緑豊かで好きな場所。
そういえばお店が入っている「新宿Qビル」。かつてバブルの頃に株の神様って呼ばれてた邱永漢が持ってたビルで、他にもいくつか「Q」が名前につくビルがこの界隈や渋谷にある。昔、このビルの地下に「雪園」っていう当時の日本では珍しかった湖南料理のお店があって、上品で繊細な味が好きだった。さすが美食家としてもならした邱さんのビル…、って感心したりしたことがある。
階段を2階にあがってお店に入る。気持ちのいいマダムがニコニコキビキビ、サービスするのがステキなお店。
コロナ騒動の前に発見。落ち着いたら一緒に来ようねと彼と話していたけれど、結局、こうしてひとりで再来x。ちょっとしんみり、しょうがない。

ハンバーガーが売りではある。けれどステーキやバックリブ、チキンウィングなんかも用意されていてハンバーガーショップというよりも、アメリカのダイナーレストランって感じがするのがオキニイリ。ボクの目当てはステーキです。
チャックアイを300g焼いてもらうことにした。ちょっと時間がかかりますのでと、それでチリビーンズスープを最初にもらうことにした。
スープとメニューにあるけれど、汁っぽくはなくみずみずしいチリビーンズって仕上がり。手切りのひき肉に白インゲンにキドニービーンズ。セロリに玉ねぎ、クミンシードの香りもおいしくほどよき辛さがピリリとたのしい。

チリビーンズを3分の2ほど食べたところでステーキ到着。
自分の脂でテカテカ光る艶っぽいさま。
炭で焼き上げたからでしょう…、焼き目もキレイで焦げた香りが食欲誘う。
チャックといえば肩ロースとほぼ同じ部位。
スジは少なく噛みごたえがある。
赤身の肉でありながらサシもしっかり入ってて旨味が強い。
おいしいようにと焼き加減をお願いすると、ちょっと強め…、ミディアムウェルって感じで仕上がる。こういう肉はよく焼いて、がっしりとした噛みごたえを味わう方がおいしく感じる。いいなと思った。塩をちょっと強めにあてて、それが脂をおいしくさせる。ザックリ繊維が歯切れてそれが壊れることで肉がしっかり蓄えた肉汁ジュワリとほとばしり出る。肉を食べてる…、って感じが旨い。

チャックという部位。肋に近い場所と首に近い場所が混在していてそれぞれ味わい異なる。肋寄りの肉はやわらか。脂がおいしい。首に近いところは歯ごたえ力強くてバッサリとした繊維のほぐれと旨味が旨い。一度に違う肉を2種類食べられるって得した感じがまた旨い。
チリビーンズをご飯にのっけガルニのコーンをちらしてパクリ。なかなか旨い。
ほっくりとしたじゃがいもやほろ苦いのがおいしいアスパラガス。サイドの料理もしっかりしてる。食事も終わりに近づいた頃、外が急に明るくなってお店の奥にまで日が差し込んだ。いい昼でした…、満たされた。

 

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